ついにマクロレンズを買ってしまった。昨年まで使っていた銀塩カメラはマクロレンズを標準レンズとして使用していたので、デジタルカメラ用の標準ズームレンズでは拡大率が些か物足りない。
今度のレンズは100mmだから、少し離れて撮ることが出来、大変使い勝手がよい。しかも、今のマクロレンズは昔のものとは異なり、接写リングなしで等倍まで拡大出来る。
等倍と言うのはかなり凄いもので、今まで撮影の対象にならなかったものまで写真になる。そこで、早速ガンバって、そこらをフラフラ飛んでいる変な虫を撮ってみた。
体長約3mm。流石にマクロレンズでも手持ちの等倍ではアンシャープを強くかけないと絵にならない。
ホサキナナカマドの葉にとまっているグンバイムシの一種.
少しアンシャープのかけ過ぎ(2006/09/14)
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肉眼では何だか分からない虫だったが、撮ってみるとグンバイムシの一種だ。サツキに付くグンバイムシ(ツツジグンバイムシと言うらしい)はもう少し大きく、肉眼でもグンバイムシであることが分かる。しかし、何時も目の前をフワフワ飛んでいるこの変な小さい虫がグンバイムシであったとは、我ながら自分の無知を思い知らされた。
上と同じ個体.これも少しアンシャープのかけ過ぎ(2006/09/14)
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マクロレンズのおかげで被写体が増えただけでなく、これからはマクロレンズで「新発見」する楽しみも増えたと言える。