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2006.11.02
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テーマ:虫!(814)


 秋になるとキク科の花が咲いて、虫たちが色々やって来る。蝶、蜂、アブ、ハエなどの他、ヒトスジシマカの雄まで花にとまって、密を吸ったり舐めたり、或いは花粉を食べたりしている。



 しかし、どうも個体数が多いのは綺麗な蝶や精悍な蜂ではなく、アブや余り歓迎されないハエ類で、その中でも特にこのツマグロキンバエが一番多い様に思う。

 尤も、インターネットで見ると「ツマグロキンバエ」とされているハエには数種が含まれている様で、この写真のハエが本当にツマグロキンバエ(Stomorhina obsoleta)であると言う確証はない。

 体長7~8mm、羽を畳んでとまるので、翼端までは9mm位。眼に縞模様があり、「ツマグロ(端黒)」の名の通り羽の先端部が黒い。


ツマグロキンバエ1
北米産「シオンの1種」にとまるツマグロキンバエ(2006/10/09)



 一見汚いハエの仲間には見えないが、キンバエを含むクロバエ科に属す。だから、幼虫は余り綺麗なところで生活しているとは思えない(寄生性のものもあるそうだが・・)。しかし、こんなにゴマンといるハエなのに、調べた限りでは、その生活史はよく分からなかった。


ツマグロキンバエ2
口器を伸ばすツマグロキンバエ(2006/10/09)



 アブやハエ類が蝶や蜂に比して余り好ましい印象を与えない理由の一つは、その口器にあると思う。このツマグロキンバエもそうだが、ハエ類の口器を見ると、厠掃除用のブラッシを思い出す。

ツマグロキンバエ3
横から見たツマグロキンバエ.かなり綺麗(2006/10/10)



 しかし、横から見てみると、鼈甲色を主に旨く配色を纏めており、眼には縞模様もあって、中々粋である。口器さえ見なければ、結構綺麗な虫と言えるかも知れない。







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最終更新日  2006.11.22 18:30:55
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