2008/11/03(月)21:34
ハラビロカマキリ
花が沢山咲いて虫が集まり、しかも花期が永い植物には、大概カマキリが潜んでいる。我が家では毎年デュランタにカマキリが来るのだが、今年はデュランタではなく北米原産「シオンの1種」にやって来た。
ハラビロカマキリである。オオカマキリと太さは同じ位だが体長が短いので、全体としてやや太めの体つきになる。前翅の中央側方に白い斑点があるのがハラビロカマキリの特徴。
色は緑色のことが多いが、シオンに来ていたのはかなり茶色がかっていた。茶色を帯びた方が、目立たない様である。
ハラビロカマキリ(2006/10/21)
カマキリは動くものに敏感で、10cm位の所で指を動かすと何か餌になるものが来たのかと思ってその方へ向いて身構える。だから写真が撮り易く、また近接で撮ると姿も面白い。モデルとして中々才能があると言える。
花の中には恐ろしいカマキリが・・・(2006/10/21)
上の写真の様に花に囲まれると、まるで「お花畑の中のカマキリさん」(この個体は雌)。
綺麗なバラには刺がある、お花畑の中にはカマキリがいる。
太い腕のカマキリさん(2006/10/21)
カマキリを近接で撮ると、他の昆虫よりずっと人に似ている。様々な表情があって、ついつい写真を沢山撮ってしまう。しかし、太い腕しとるな!!
恥ずかしがっている?カマキリさん(2006/10/22)
上の写真なんぞは、ウブな女の子が恥ずかしがっている様にも見える。実際は獲物を狙って身構えているのだが・・・しかし、人間の場合も結局は同じか??
カマキリさんがやって来たのは花も終わになった頃で一寸遅かった。中々獲物が捕れなかった様だが、ある日ついに獲物を得た。その様子は、また次の機会で。