2842050 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

我が家の庭の生き物たち (都内の小さな庭で)

PR

カテゴリ

カレンダー

バックナンバー

2020.07
2020.06
2020.05
2020.04
2020.03
2020.02
2020.01
2019.12
2019.11
2019.10

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

白根不動尊@ Re:セイヨウミツバチ(03/06) 白石みずほ 佐々木華奈
伊関あゆみ@ Re:セイヨウミツバチ(03/06) 藤田征也 川原誠也
田中あさみ@ Re[7]:セイヨウミツバチ(03/06) 赤羽自然観察公園さんへ
ミツバチ@ Re:セイヨウミツバチ(03/06) ミツバチ 品川区
Noripapa@ Re:ハナアブの幼虫(オナガウジ:尾長蛆)(05/21) 正月を迎えるため 近所の神社の掃除を町内…
henry@ Re:チャドクガ(成虫)(10/19) こんにちは。 うちの家も今年の夏は茶毒蛾…
Y.IKEGAMI@ Re:ワタアブラムシ(成虫:有翅形、無翅形、幼虫)(11/15) こんにちは、こちらの素晴らしく綺麗に撮…
2007.06.16
XML


 また「謎の虫」が出たか、とその時は思った。

 肉眼で見たときは、大きさと言い、全体の形と言い、カイガラムシの雄成虫に良く似ている。しかし、データをコムピュータに移して拡大してみると、かなり違う。頭部は丸く胸部と明確に分かれているし、翅脈はやや複雑、翅の付いている位置も違う。

 触角はカイガラムシに似て数珠玉を連ねた様な糸状、しかし、全体の「雰囲気」はハエ類に近い。一体何だろう? 新たな「謎の虫」登場である。


クロバネキノコバエの1種
クロバネキノコバエの1種(2007/05/19)



 ハエやアブは双翅目の短角亜目に属し、触角が3節しかない。だから、この虫は短角亜目では有り得ない。双翅目で糸状の触角を持つのは糸角亜目、即ち、蚊の類である。

 この虫、蚊には見えないが、双翅目と言うのは予想外の連中の居る目である。糸角亜目にも変なヤツが居るかも知れない。検索表を辿ってみることにした。

 何分にも虫が小さく、単眼の有無とか、よく見えない重なった支脈基部の特徴など、少し困る所もあったが、なんとかクロバネキノコバエ科に落ちた。蚊の類でありながらハエの名が付いている。これだから双翅目はややこしい。

 クロバネキノコバエ科はケバエ下目に属す。恥ずかしながら、今まで、ケバエが蚊の類(糸角亜目)であることを知らなかった(ケバエの触角は短く小さい)。


クロバネキノコバエの1種と横に止まったハエの1種
クロバネキノコバエの1種と横に止まったハエの1種(2007/05/19)



 このクロバネキノコバエを撮っていた時、その直ぐ横にハエの1種が止まった。ハエを良く見る為にその背側に回ろうとした途端、2頭がほぼ同時にサッとクリスマスローズの茂みの中に飛び込んだ。余りに一瞬の出来事なのでよく分からなかったが、どうもハエがクロバネキノコバエを襲った様に見えた。

 このハエ、写真では真っ正面しか写っていないので、私には何バエだか全く分からないが、捕食性のハエなのかも知れない。

 双翅目と言うのは、実に色々な連中が居て、中々面白い目である。識別の難しい目だが、これからもこの仲間を出来るだけ紹介して行きたいと思っている。








最終更新日  2007.06.16 16:00:43
コメント(0) | コメントを書く



Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.