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2007.06.30
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カテゴリ:昆虫(その他)


 クチナシの花が咲くと、必ずやって来る微小な昆虫がいる。余りに小さくて大きさを測るのも容易でないが、今回撮影した画像から計算すると、長さ1.1~1.2mm、幅約0.2mm。肉眼では、体の詳細は全くわからない。

 花を切って部屋に生けると、何時の間にか居なくなる。


クチナシの花に集るアザミウマ1
クチナシの花に集る微小な昆虫(2007/06/30)



 小さくて細長いから、アザミウマの仲間に違いないと思っていたが、兎に角小さ過ぎてこれまでチャンと観察したことがなかった。写真を撮るにも、1.2mmと言うのは、明らかに等倍マクロの限界を超えている。CCDの横幅が24mmだから、画面の1/20の長さでしかない。

クチナシの花に集るアザミウマ2
もう少し近寄ってみる.アザミウマの1種であることが分かる(2007/06/30)



 無理と分かると、天の邪鬼根性がムラムラと沸き上がってきて、挑戦したくなる。その結果が下の写真、何だか顕微鏡写真の様な感じになってしまったが、明らかにアザミウマの1種である。

 我ながら綺麗な写真とは言い難い。余り汚い写真は出したくないのだが、100mm等倍マクロの限界はこの程度である。ここに表示したのはピクセル等倍の約80パーセントだから、これ以上はどんなにレンズが良くても無理であろう。

クチナシの花に集るアザミウマ3
アザミウマの拡大写真.体長約1.1mm(2007/06/26)



 写真でお分りの通り、チャンと羽が付いていて飛ぶことが出来る。飛んでいるところを見ると、何か直径2mm位の霞の様な球が飛んでいると言った感じ。頼りないことこの上ない。

クチナシの花に集るアザミウマ4
アザミウマの拡大写真.体長約1.2mm(2007/06/26)



 このアザミウマ、クチナシの害虫として広く知られている様だが、どのサイトでもただ「アザミウマ」と書かれているだけで、種名は書かれていない。小さ過ぎて同定が面倒だからだろうか。


 アザミウマは、他の吸汁性昆虫と同様、種々のウィルス病を媒介するので嫌われる。しかし、このクチナシの花に来るアザミウマは、吸汁するだけでその様な心配は特に無い様である。花が萎れると、何処かへ消え去ってしまう。







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最終更新日  2007.06.30 12:06:59
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