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テーマ:日々自然観察(9833)
カテゴリ:昆虫(テントウムシ)
次の日に見に行くと前蛹になっており、更にその次の日にはチャンと蛹になっていた。
それから更に数日すると、基本型のヒメカメノコテントウがニシキハギの彼方此方で見られる様になった。他の種類のテントウムシは居ないし、ヒメカメノコテントウの数が増えるに順って空の蛹が多くなって行くことから、これらの幼虫と蛹はヒメカメノコテントウのものと判断して間違いないであろう。
この基本型のヒメカメノコテントウ、先日の背筋型の個体とは違って、精力的に?アブラムシを捕食していた。 テントウムシの食べ方は、クサカゲロウの幼虫の様に体液を吸うのではなく、ムシャムシャと丸ごと食べてしまう方式。
考えてみると、先日のアブラムシを食べない背筋型の個体は雄で、走り回っては雌を探していたのかも知れない。・・・とすると、この食欲旺盛な個体の方は雌か?
テントウムシの数は次第に増えて、毎日雨の降っていた先週末には、全部で10頭近くになった。それが24日になって強い日差しを浴びた途端、1頭も居なくなってしまった。暑さに耐えられなくて何処かへ行ってしまったらしい。 アブラムシの方はどうかと言うと、先週は雨を避ける為なのか、固くて吸汁出来ないと思われる枝の太い所に移動していた。そこで多分断食を強いられ、且つ、テントウムシに補食されて、今では殆ど居なくなってしまった。 僅か数日で、ニシキハギの上の「昆虫相」が斯くも劇的に変わるものかと、些か驚いている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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