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テーマ:日々自然観察(9867)
カテゴリ:昆虫(その他)
良く見てみると、やはり周りにガラクタを付けては居るが、これは明らかに繭である。・・・クサカゲロウは繭を作るのか??? 知らなかった!!
考えてみれば、幼虫の時背負っているガラクタは何かごく細い糸のような物で繋ぎ合わされていた。だから、その材料で繭を作ってもおかしくはない。それに、成虫雌は例の「優曇華の花」を作る。クサカゲロウは、どうやら幼虫成虫共に糸を紡ぐ能力があるらしい。 それでは、その糸は何処から出てくるのか? 蝶や蛾の幼虫は総て口から糸を吐く。クサカゲロウも口から吐くのか? しかし、クサカゲロウの口はアブラムシやハダニを食べるために特殊化している。これに糸を吐く機能まで求めるのは無理だろう。 調べてみると、何とお尻から出すのだそうである。蜘蛛みたいなヤツ!!
繭の大きさは、周りのガラクタを除くと、直径4mmに満たない。この小さな繭から、一体どの様なクサカゲロウが出てくるのか? 早速ハギの枝を切り取り、飼育箱の中に確保した。 <続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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