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テーマ:日々自然観察(10006)
カテゴリ:昆虫(カメムシ)
茶味を帯びた赤と黒の下地に白い筋を数本引いて、中々洒落た色柄のカメムシである。 種類を調べると、カスミカメムシ科のヒョウタンカスミカメの仲間(Pilophorus属)であることが分かった。しかし、この属には類似種が沢山居るので、種まで判別するのは容易ではない。
図鑑では今一つ情報が不足なのでInternetで調べてみると、「農業環境イベントリーセンター」がやっているサイトに「日本産ヒョウタンカスミカメ族の図説検索」があるのを見付けた。 その検索表をたどると、ヨモギヒョウタンカスミカメに落ちた。この種は「カメムシ図鑑」では「主にヨモギ類で発見される。個体数はあまり多くない」と書かれている。しかし、我が家のコナラの葉裏にはかなり居る。 本当にヨモギヒョウタンカスミカメだろうか?
一方只のヒョウタンカスミカメは普通種で、図鑑には「多くの落葉広葉樹やときに多年生草本上で生活する」とある。都内の私鉄の駅から僅か250mの我が家のコナラに居るのは、当然、この落葉広葉樹に生活する普通種の方だろう。ところが、こちらは背面に起立毛があるのだが、我が家に居るカメムシには、どの写真を見てもそれがない。触角第2節は筒状で、後脛節は真っ直ぐ、それと触角第3節の半分位が着色しているので、やはりヨモギヒョウタンカスミカメになってしまう。 この検索表が正しいと言う保証はないのだが、まァ、学術論文ではないから、ヨモギヒョウタンカスミカメとしておく。
今日も、読者には余り興味のない、種の判別に伴うややこしい話になってしまった。最近はどうも、文章がガサガサして、潤いに欠ける。いけませんな!! このカメムシ、植物に悪さをするのではなく、実は、アブラムシを捕食する益虫の様である。捕食の様子と幼虫の写真は、写真の枚数が多くなり過ぎるので、また次の機会に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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