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テーマ:日々自然観察(9870)
カテゴリ:昆虫(その他)
昭和3年に建った昔の家にはクロゴキブリが沢山居た。何しろ、昔の木造建築の構造は東南アジア等にある高床式の床を70cm位に低くした様なものなので、ゴキブリは何処からでも侵入できる。身を隠す隙間も無数にあった。昔の我が家は、ゴキブリから見れば正に格好の住処であったに違いない。 これが20年程前に鉄筋コンクリートの西洋長屋に建て替えられた。ゴキブリの侵入できる隙間は何処にもない。ゴキブリも、昨今は住み難くなった、と嘆いているに違いない。御蔭でゴキブリ母さんも室内に入って産卵できず、ウロウロしている間にベランダ辺りで産気づいたらしい。 普段は越冬中の虫には同情的なのだが、やはりゴキブリには余り同情心が起こらない。このゴキブリの幼虫、塵取りに掃き入れられ、バケツ、ポリ袋を経て世田谷区の焼却場へ送られてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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