2856727 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

我が家の庭の生き物たち (都内の小さな庭で)

PR

カテゴリ

カレンダー

バックナンバー

2020.07
2020.06
2020.05
2020.04
2020.03
2020.02
2020.01
2019.12
2019.11
2019.10

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

白根不動尊@ Re:セイヨウミツバチ(03/06) 白石みずほ 佐々木華奈
伊関あゆみ@ Re:セイヨウミツバチ(03/06) 藤田征也 川原誠也
田中あさみ@ Re[7]:セイヨウミツバチ(03/06) 赤羽自然観察公園さんへ
ミツバチ@ Re:セイヨウミツバチ(03/06) ミツバチ 品川区
Noripapa@ Re:ハナアブの幼虫(オナガウジ:尾長蛆)(05/21) 正月を迎えるため 近所の神社の掃除を町内…
henry@ Re:チャドクガ(成虫)(10/19) こんにちは。 うちの家も今年の夏は茶毒蛾…
Y.IKEGAMI@ Re:ワタアブラムシ(成虫:有翅形、無翅形、幼虫)(11/15) こんにちは、こちらの素晴らしく綺麗に撮…
2008.03.08
XML


 わが家で越冬中のツマグロヒョウモンの幼虫は、何とか越冬に成功した様である。

 以前掲載した様に、越冬中のツマグロヒョウモンの幼虫は先月下旬に次々と脱皮し、その多くは終齢幼虫になった。終齢になってからはモリモリとスミレを食べ始め、脱皮直後は体長2.5cm弱だったのが、忽ちの内に4cmに達してしまった。終齢になって大きくなった以外に、幼虫の行動にも少し変化が認められた。

 4齢以下の時は朝晩等の寒いときにはツボスミレの根元に敷いてある枯葉の裏に入っていたが、終齢になってからは枯葉の表側、スミレの葉柄や茎、或いは、隣のユキヤナギの枝等に留まって夜を越している。春が近づいて暖かくなったからではなく、かなり寒い霜がシッカリ降りている朝でも表に居る。一方、まだ4齢以下の幼虫は相変わらず葉裏で夜を過ごしている。


ツマグロヒョウモンの幼虫
ツマグロヒョウモンの幼虫.終齢に達し体長4cm(2008/03/05)



 また、ツボスミレが残り少なくなったことも関係あると思うが、ヒョウモンの幼虫独特の放浪癖が酷くなって、終齢に達した5頭は何れも植木鉢から逃げ出し、4頭は何処かへ行ってしまった。余りに急に居なくなったので、始めは鳥にでも食べられたのかと心配したが、どうやら違うらしい。その内、地面を歩いている1頭を見付けて元に戻した。しかし、これも2日程したらまた居なくなってしまった。なお、4齢以下の幼虫は、まだツボスミレの鉢に残って居る。

 その後で、新たに脱皮して終齢に達した1頭が今日脱走した。

 しかしこれは、まだベランダの上をウロウロしている内に見付けたので直ちに収容した。ツボスミレが残り少なくなっていたので、1週間ほど前に、庭の彼方此方にあるツボスミレコスミレを一つの鉢に集めておいた。この鉢に脱走した幼虫を移してやったら、直ちに葉を食べ始めた。普通は、移した直後は警戒して暫くはジッとしているものである。かなり腹が空いていたらしい。

ツマグロヒョウモンの幼虫
新しいスミレの鉢に移されたツマグロヒョウモンの終齢幼虫(2008/03/08)



 実は、幼虫が終齢に達して食べる量が格段に増えたのと、日中の気温が上がって摂食時間が長くなったのの双方で、植木鉢のツボスミレが急激に無くなり始めており、困っていたのである。園芸店からビオラを買って来たが、これには農薬がかかっている筈であり、1ヶ月以上経ってからでないと幼虫の餌には出来ない。こちらが新しく植えた鉢を、何方かがかなり以前に植えてもう農薬が脱けてしまった鉢と交換して貰う手があるが、人が花を愛でるために植えたものを「毛虫に食べさせるから交換してくれ」と言うのはかなり気が引ける。一層のこと、近くの駐車場に置いてある所有者の分からないビオラの鉢と交換してしまおうかとも思ったが、やはり泥棒の真似をする訳には行かない。

 そんな訳でかなり弱って居たのだが、今日クリスマスローズの植換えをしていたら、アメリカスミレサイシンの新芽が急激に伸び始めているのを発見した。良く探してみると、他のスミレ類もかなり新葉を伸ばしている。これならば、脱走した幼虫も何とか餌にありつけそうである。


ツマグロヒョウモンの幼虫
ツマグロヒョウモンの幼虫の顔.少し俯いているので顔がよく見えない(2008/03/08)



 ・・・と言うことは、もう春であり、越冬は無事終了した、と言えるのではないだろうか? これから雪が降ることもあるだろう、気温の低い日もあるだろう、しかし、今までもっと厳しい寒さを凌いできたのだから、別段心配は要るまい。餌があればもう大丈夫。

 今まで多少疑問であった、東京でのツマグロヒョウモンは越冬は、これで可能であることが明らかとなった。但し、餌となるスミレが必要であろう。自然状態ではスミレは探し難いかも知れないが、人が住んでいれば餌になるビオラやパンジーが幾らでもある。

 この実験、途中で幼虫が凍え死んでしまったら読者が悲しむだろうと多少不安が有ったのだが、無事終了してホッとしている。目出度し、メデタシ!!








最終更新日  2008.03.08 20:20:01
コメント(6) | コメントを書く



Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.