帰朝した日から毎日雨模様で、天気によって気分が左右される私としては、全く意気が揚がらない。しかし、今日は昼頃に一時薄日が射したので気を少し取り直し、何時ものベランダの椅子に座って一服していると、ヒメリンゴ(多分、花が咲かないので良く分からない)の葉に小さなウンカのような虫が留まっているのに気が付いた。
多分、キジラミであろう。そう思ってマクロレンズで覗いてみると、今、我が家にいるトベラキジラミよりずっと黒ずんだキジラミであった。

トベラキジラミ.黒色が強い.体長3mm強(2008/05/14)
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早速写真を撮って種類を調べてみる。すると・・・、残念ながら「我が家の新種」ではなく、トベラキジラミの特に色の黒い個体の様である。
トベラキジラミは既に昨年の5月に掲載済みである。同じ種類の虫を載せるのは些か気が引けるが、一見別種と思えるほど色が濃いし、当時とはカメラもレンズも異なってかなり解像力が上がっているので、特に掲載することにした。

横から見たトベラキジラミ.キジラミという虫は、横から撮ると、
何故か胴体が縮んで見える(2008/05/14)
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このWeblogを始めた頃と比較すると、マクロ撮影時の解像力はかなり上がっている。しかし、等倍マクロではこの辺りが限界であろう。我が家の様な小さな庭では、そう遠くない内に「ネタ切れ」と言う事態が生じる可能性が高い。今年は何らかの工夫をして、1mm以下の虫を撮りたいものだと思っている。