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テーマ:日々自然観察(10013)
カテゴリ:昆虫(その他)
しかし、チャタテムシの中にもこう言う「真面目?!」な顔があるかも知れないので、一応調べてみた。チャタテムシの仲間で、触角が20節以上あるのは、コチャタテ亜目のセマガリチャタテ科、ビロウドチャタテ科、コチャタテ科の3科のみで、日本産は全部で7種しか居ないらしい。外国のサイトも含めて調べてみると、みな漫画顔をしており、この謎の虫には該当しない。 他に可能性のあるのは脈翅目(アミメカゲロウ目)である。しかし、こんな白粉を帯び、翅端まで2.7mmと小さく、且つ、翅脈が単純な虫が脈翅目に属すとは思えない。
・・・と言うことで、目(分類学の階層である目:Order)が分からないと言う最悪の事態に陥ってしまった。 目の検索をするべきなのだが、先ず、少しインチキをして、これまで何回か御世話になっている「裏庭観察記」のその他の虫に該当するページでこの謎の虫を探してみた。 終わりの方から参照して行くと・・・、有った!!! 「シロコナカゲロウ」と書かれている。其処で、図鑑の脈翅目(アミメカゲロウ目)の検索表を見てみると、扁翅亜目(アミメカゲロウ亜目)の先頭に、「1.翅や胴体は白粉でおおわれる。翅脈疎で、前縁域に1~2本の横脈があるのみ。きわめて小型で開帳10mm以下(コナカゲロウ科)。日本産5種」と有るではないか!! やはり、アミメカゲロウ目の検索表を引いてみるべきであった。
コナカゲロウ科に属すのは明らかとしても、本当にシロコナカゲロウか否か、少し不安である。そこで色々検索してみると、千葉大の中にNeuroptera(脈翅目)と言うサイトがあり、此処にコナカゲロウ科4種の写真が載っていた。シロコナカゲロウ以外の3種は、余り白くはなく写真の虫に該当するとは思えない。その他にも日本産が1~2種残っているが、まァ、此処ではシロコナカゲロウとしておこう。
脈翅目と言うのは、余り得意にしない目である。この辺りで目に付く種類は極く限られており、クサカゲロウ数種とウスバカゲロウ類(アリジゴクの成虫)位なものである。他にラクダムシ科、センブリ科、ヘビトンボ科、カマキリモドキ科、ツノトンボ科等が属すが、ツノトンボ以外は図鑑で知っているだけで実物を見たことはない。 それにしても、こんな白粉を吹いた小さな虫が脈翅目に属すとは夢にも思わなかった。イヤハヤ、虫の世界には、色々と意外なことが有りますな!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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