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テーマ:日々自然観察(10013)
カテゴリ:昆虫(蛾)
そこで、今日は少し趣向を変えて、ストロボと自然光の両方を出してみることにした。ストロボで撮ると(上)、構造色と思われる青く光る部分が目立つ。 自然光の方(下)は、決して逆光ではないのだが、全体をかなり明るくしないと細部が見えない。翅の黒い部分は真っ黒に近いが、所々青っぽくなっているところもある。全体に何となく、ボワーとしているのは、少しブレているからである。本来ならば没にするところだが、これ1枚しかないので御勘弁願いたい。
翅の半透明の部分は、ストロボでは裏の葉っぱの色がそのまま映っているが、自然光の方は真っ白に近い。ストロボでは光線が一方からしか来ないのに対し、自然光では色々な方向から光が来るからであろう。 随分違って見えるものである。こう言う部分に、こんな大きな差が出るとは思わなかった。
横から撮った写真は、日中シンクロで、自然光とストロボの両方が生きている。ごく自然な感じだが、ストロボの反射で青く光る部分が多い。 今回は顔写真が撮れなかったので、ストロボで撮った翅の拡大写真を出すことにした(下)。本来細部拡大用として撮ってはいないので、余り解像力が高くない。それでも、鱗粉単位で青い構造色が出ているが分かる。また、翅の半透明の部分にも白い鱗粉の様なものが見える。自然光で撮った場合、これが光を乱反射して白く見えるのであろう。
カノコガはかつては独立のカノコガ科に入れられていたが、現在ではヒトリガ科カノコガ亜科に属すとされている。北海道から九州まで産し、極く普通種だが、沖縄や小笠原などの島嶼部には棲息しないらしい。 図鑑には「幼虫はツメクサ、スギナ、スイバ、ギシギシ、タンポポなどの雑草を食」すとある。なお、「晶子のお庭は虫づくし」に拠れば、新鮮な葉は食べず、萎れた葉を好む様である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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