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我が家の庭の生き物たち (都内の小さな庭で)

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2008.09.09
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 以前掲載した「ハリカメムシの幼虫(多分2齢)」の最初の所で、朝晩急に涼しくなって来てから現れ始めた色々な虫の一種として「黄と赤と黒のハッとするほど綺麗なハエ(多分ミバエ科)」と言う些か大袈裟な表現をしたハエを挙げた。このハエはその後も何回か現れ、一昨年に掲載したことのあるミスジミバエであることが分かったが、その時の記事には、虫が居たのが背よりかなり高い位置にある葉の裏だったので、背側の写真しか載せられなかった。しかし、今回は色々な角度からシッカリ撮れたので、もう一度取り上げることにする。


ミスジミバエ1_1
日本シャクナゲの葉上を歩き回るミスジミバエ(雄)

体長は7mm程度で、動作は機敏

全体が分かる様にわざと虫を小さく表示している

(2008/09/01)



 ミバエ科のハエは、先日紹介した「クチジロハススジハマダラミバエ?」の様に翅に派手な模様を持つものが多い。このミスジミバエの翅は殆ど透明だが、翅の前縁に沿った部分、後縁の基部寄り、更に良く見るとm脈(先端に近い所にある横脈)に沿っても暗色の部分が認められる。

ミスジミバエ1_3
翅が良く見える。ミバエでお尻の先が出っ張っていないのは雄

(2008/09/01)



 ミバエ科の顕著な特徴の一つは、「クチジロハススジハマダラミバエ?」で明らかな様に、メスの第7腹節が長く伸びることである。しかし、このミスジミバエのお尻は丸い。と言うことは、オスである。

ミスジミバエ1_2
シャクナゲの枯葉を調べるミスジミバエ(2008/09/01)



 Internetで調べると、ミスジミバエの幼虫は、自然状態ではカラスウリの落下した雄花を餌にする、と書いてあるサイトが多い。保育社の図鑑にも同じ様なことが書かれている。しかし、北隆館の圖鑑には「ウリ類の果実を食害する」とあるし、実際、畑のウリ科植物やナスなどの果実への寄生も認められている。本当は、かなり色々な植物に寄生しているのではないだろうか。

 この個体は、何故か、日本シャクナゲの枯れた葉に御執心であった。枯れて巻いた葉の中に入ったり出たり、或いは、葉の上を歩き回りながら何かを調べている様に見えた。御蔭で写真が色々撮れた訳だが、10分以上も同じ行動をしていた。一体何をしていたのであろうか。

ミスジミバエ1_4
丸まった枯葉の中を調べる.完全に入ってしまって

暫く出て来ないことも多々あった(2008/09/01)



 この個体はオスである。だから、産卵場所を探していたのではない。オスがこれ程熱心に興味を示すのは、メスに関すること以外には考え難い。枯れたシャクナゲの葉にメスのフェロモンでも付いていたのかも知れない。

ミスジミバエ1_5
正面から見たミスジミバエ.眼は金色をしているが

これが赤っぽく見える(2008/09/01)



 秋が近づいて、我が家の庭に訪れる虫の種類も急に多くなった。先日は、遂にナガサキアゲハ(メス)がやって来た。我が家の庭で見るのは「生まれて初めて」である。後翅の白斑が小さく、まるでモンキアゲハの無尾異常型の様に見えた。「日本産蝶類標準図鑑」に拠れば、南方ほど白斑が大きくなるそうなので、「北方」に当たるこの辺り(東京都世田谷区西部)では白斑は小さいのかも知れない。残念ながら、庭を一回りしただけで何処にも留まらずに去ってしまった。

 先日のアカボシゴマダラの様な外来種には漠然とした不安を感ずるが、ツマグロヒョウモンやナガサキアゲハの様な在来種が分布を拡大しても大した危機感はない。この心理は、生態学的な知識に基づくものなのか、あるいは、単なる排他性なのか、我ながら良く分からない。








最終更新日  2008.09.09 11:38:09
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