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2008.12.23
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 特に新しいネタも無いのだから、そう無理をすることもあるまい、と思って更新をサボっていたら、もう6日も空けてしまった。何か書かざるを得まい。

 ・・・と言う訳で、またアブラムシと相成る。今回は有翅虫も居らず面白みが更に少ないが、他に新しいネタがないのだから何とも致し方ない。

 ハギオナガヒゲナガアブラムシ、アブラムシ科アブラムシ亜科ヒゲナガアブラムシ族の、如何にもアブラムシらしいアブラムシである。


ハギオナガヒゲナガアブラムシ1
ハギオナガヒゲナガアブラムシ.ハギに付くアブラムシは普通この種類

(2008/12/09)



 実を言うと、このアブラムシ、もう既に何回か登場している。ヒメカメノコテントウダンダラテントウに食べられているところである。些かブザマな姿しか紹介していないので、今日は威勢の良いところを、と言いたいが、今回もまた、余り景気は芳しくない。

ハギオナガヒゲナガアブラムシ2
体は緑色で、脚や角状管は黒い.時に橙色のもいる

角状管は先端近くで少し括れる

(2008/12/09)



 と言うのは、あと数日で寄主であるニシキハギの葉が落ち尽くし、枝も枯れてしまうのは明らかだからである。アブラムシの運命もこれに伴うことは言うまでもない。

ハギオナガヒゲナガアブラムシのマミー
アブラバチの寄生によるマミー(mummy:ミイラの意)

普通のマミーとは異なり葉との間に台状のものがある

左はアブラバチに寄生された個体.マミーになる直前

(2008/12/09)



 読者諸氏は、晩秋に木から落ちた紅葉(黄葉)の葉裏に、屡々アブラムシがしがみ付いているのを御存知だろうか。寒さと栄養不足で、まだ少しはマシな葉に移動する力もなかったのであろう。

 アブラムシの捕食者やその卵もまたこれと運命を共にする。晩秋~初冬は越冬態勢に入れなかった虫達の「残酷物語」の季節なのである。

ハギオナガヒゲナガアブラムシのマミー
1週間後、左の個体はマミーにならずに死んでいた

アブラバチの幼虫が寒さで死んでしまったのだろうか?

(2008/12/16)



 先日、日本海に低気圧が発達して時ならぬ「春一番」が初冬に吹いてしまった。ニシキハギの幹や枝は細い。薄の穂の如く風に揉まれ、アブラムシ達は屹度風でみな吹き飛ばされてしまっただろう、と思った。しかし、次の日見に行くと、健気にも枝の付け根に移動して風を避けていた。もう枝が枯れるのも間近に迫っているのだが、それでもまだ精一杯生きようとしている・・・。

ハギオナガヒゲナガアブラムシ3
風を避けて枝の付け根に集まるハギオナガヒゲナガアブラムシ

(2008/12/22)



 ハギの枝には、まだ他にも妙な虫がくっ付いていた。次回はこの虫でも紹介することにしよう。







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最終更新日  2008.12.23 15:08:32
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