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テーマ:日々自然観察(10127)
カテゴリ:昆虫(カメムシ)
居たのは、昨年の秋に虫寄せ用として買ったが全く効果の無かった所謂ダンギク(菊と付いてもクマツヅラ科)の葉上で、6月下旬のことである。 同亜科に属すヨコヅナサシガメやヤニサシガメは動作緩慢で反応も鈍い。しかし、このシマサシガメはかなり敏感、何回も葉から葉へ飛び移り、最後は飛んで逃げてしまった。だから、正面からの写真が無い。
類似種が居ないので、それと直ぐに分かる「簡単な虫」である。比較的似ているのはヤニサシガメ位なものだが、本種は脚に白斑が沢山あるし、ヤニに被われず毛が多いので、区別は簡単。こう云う虫を紹介するのは気が楽である。検索表と睨めっこする必要が無い。
我が家の庭ではサシガメ類は少なく、このシマサシガメも今まで見た記憶がない。これまでに紹介したサシガメとしては、他にアカシマサシガメがあるのみである。しかし、これはヤスデ食いの地表性なので、一寸印象が異なる。
サシガメ類は捕食性のせいか一般に眼が大きい。その中でも、このシマサシガメの眼は大きく、玉の様で特に魅力的?である。 単眼もかなり盛り上がったマウンドの上にあり、結構目立つ。
もう8月に入ってしまった。6月の更新はたったの1回、7月は2回しか更新していない。幾ら何でも、一寸、サボり過ぎである。ネタは色々あるのだが、写真を調整したり、原稿を書く時間が無い。 ・・・しかし、つべこべ言っている閑があったら、サッサと更新すべし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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