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我が家の庭の生き物たち (都内の小さな庭で)

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1

昆虫(カマキリ)

2011.08.18
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カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 先日、オオカマキリ褐色型の終齢幼虫を掲載したので、ついでにハラビロカマキリ(Hierodula patellifera)の終齢幼虫も紹介することにした。但し、褐色型ではなく、普通の緑色型である。



ハラビロカマキリの幼虫(終齢)1


カラミンタ・ネペタに居たハラビロカマキリの終齢幼虫

お尻は殆ど180度曲がって、裏側が表になっている

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/11)

 実は、この個体、オオカマキリの幼虫を見つけるかなり以前から、カラミンタ・ネペタに棲み着いて居たのである。オオカマキリコカマキリは放浪性が強いが、ハラビロカマキリは餌の良く来る所に定着する傾向がある。2週間以上も居て、1回脱皮して終齢に達し、数日経った所を写真に撮った。


ハラビロカマキリの幼虫(終齢)2


カラミンタの茎にぶら下がるハラビロカマキリの幼虫

移動時にはお尻を伸ばしている

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/11)

 ハラビロカマキリは、これまで何回も掲載してきた。幼虫も初齢2齢を紹介しているが、3齢以降の幼虫は我が家の庭では余り見たことが無く、写真に撮る機会が無かった。通例としては、デュランタが咲く頃になると何処からともなく成虫がやって来るのである。


ハラビロカマキリの幼虫(終齢)3


幼虫でも顔は一人前(一匹前)のカマキリ

しかし、オオカマキリよりは柔和

「腕」はオオカマキリよりも太い

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/11)

 ハラビロカマキリ幼虫は、写真でお分かりの通り、お尻を上にピンと跳ね上げた格好をしているので、直ぐにそれと分かる。尤も、調べてみると、コカマキリの幼虫も若齢時にはお尻を少し上に曲げている様だが、ハラビロカマキリの場合は齢を増すにつれて、跳ね上がり方が段々顕著になるものと見える。


ハラビロカマキリの幼虫(終齢)4


ハラビロカマキリの「おにぎり顔」.単眼はやはり未発達

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/11)

 ハラビロカマキリ幼虫の顔写真を上に示した。やはりオオカマキリよりずっと表情が柔和である。私はこの丸味を帯びた顔を「おにぎり顔」と呼ぶことにしているが、読者諸氏は如何お感じであろうか。

 「単眼」は、色が薄くて些か分かり難いが、左右の触角の間少し上に3個ある。しかし、オオカマキリ幼虫の場合と同じく、やはりレンズの格好はして居らず、まだ、単眼の原基の段階にあるらしい。


ハラビロカマキリの幼虫(終齢)5


翅の原基(翅芽).動き回る時しかお尻を伸ばさないので

中々良い写真が撮れない.この程度で御勘弁を

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/11)

 翅の原基(翅芽)も撮ってみた。しかし、最初の写真の様に、ジッとして居る時は、お尻を上に巻いているので、背側から撮ることが出来ない。移動する時は、腹部を伸ばす。しかし、細いカラミンタの枝は、カマキリの移動に伴ってかなり揺れるし、他の枝が邪魔になったりして撮影の機会が中々訪れない。上の写真は斜めだが、翅芽が一応見えるので、この程度で御勘弁頂きたい(何しろ直射日光下で、しかも、ヤブカに襲われながらの撮影なので、出来るだけ早く切り上げたいのである)。

 当然、オオカマキリの翅芽とよく似ているが、後翅の先端は、オオカマキリ程尖っていない。


ハラビロカマキリの幼虫(終齢)6


横から見たハラビロカマキリの翅芽

オオカマキリとよく似ているが

比率として幅がかなり広い

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/11)

 後翅の形の違いは、横から見ると、もっとハッキリする。前翅の方も、横から見ると、オオカマキリよりかなり幅が広く(比率として)、成虫の形態を反映していることが分かる。

 このこのカマちゃん(我が家では、ハラビロカマキリは個体に拘わらず「カマちゃん」と呼ぶことにしている)が留まっているカラミンタは、庭の中でも、陽を最も長く強く受ける場所にある。そのせいか、酷暑になってからは余り虫も来ず、カマちゃんも何処かへ行ってしまった様である。

 尤も、御覧の様に植物と殆ど同じ色をしているので、何処かに潜んでいて、こちとらが気がつかないだけなのかも知れない。


 尚、ハラビロカマキリに関する他の記事に御関心の向きは、「昆虫(カマキリ)」と云うカテゴリーを設けてあるので、そちらを参照されたい。








最終更新日  2011.08.18 13:19:36
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2011.08.07
カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 余り時間もないので、今日も手のかからない虫を紹介しよう。

 オオカマキリ(Tenodera aridifolia)褐色型の終齢幼虫である。「北米原産シオンの1種」の上に居た。体長は既に約7cmとかなり大きい。Web上で調べると、褐色型は特に珍しいものでもない様だが、この辺り(東京都世田谷区西部)でオオカマキリの褐色型を見た記憶がない。其処で、どんな成虫になるか早速捕まえて飼育箱(100円ショップのパンケース)の中へ。



オオカマキリ(褐色型)の終齢幼虫1


オオカマキリ褐色型の終齢幼虫

体長は約7cmでかなり大きい

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/06)

 実を言うと、オオカマキリかチョウセンカマキリか、幼虫での区別の仕方を知らない。しかし、この辺りでチョウセンカマキリを見たことがないので、オオカマキリであろうと推測している訳である。何れにせよ、成虫になればハッキリする。


オオカマキリ(褐色型)の終齢幼虫2


少し横から撮ってみたが上と余り違いがない

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/06)

 現在では、カマキリは螳螂目(Mentodea)に入れられている。しかし、私が子供の頃使っていた戦前の昆蟲圖鑑では、バッタと同じ直翅目に属していた。ゴキブリも一緒である。今でもカマキリ目とかゴキブリ目(Blattodea)と云われると、何となく変な感じがする。


オオカマキリ(褐色型)の終齢幼虫3


ズミの枝にぶら下がるオオカマキリの終齢幼虫

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/06)

 捕まえたのは一週間程前のこと。飼育中の餌は鶏肉、小さく切って、ピンセットで抓んで目の前をブラブラさせると飛びかかってくる。しかし、結構気が弱く、余り激しく餌を振り回すと、逃げ出してしまう。まだ幼虫で自信がないせいか?「蟷螂の斧」を振りかざして威嚇する様なことは全くない。

 写真は「やらせ」ではなく、庭に一寸放して「散歩をさせている」時に撮ったものである。逃げ足は速いが、草むらの中に入り込んで逃げる、と云う様なことをしないので、簡単に再捕獲されてしまう。


オオカマキリ(褐色型)の終齢幼虫4


まだ幼虫だが、顔は殆ど一人前(一匹前?)のオオカマキリ

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/06)

 蟷螂の斧を振りかざす様なことはしないが、顔を見ると、既にリッパなカマキリである。オオカマキリらしく、以前紹介した緑色型の成虫と同じ「恐い顔」をしている。ハラビロカマキリは、顔の輪郭が丸くオニギリ型で、何となく愛嬌があるが、オオカマキリやチョウセンカマキリの顔は可愛げを感じさせない。


オオカマキリ(褐色型)の終齢幼虫5


顔の拡大。成虫の顔と殆ど差がないが、単眼が発達していない

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/06)

 成虫と同じく恐い顔をしているが、良く比較してみると、幼虫と成虫では単眼が異なる。触角より少し上にある、左右の触角の間に見える3つの黄色い構造が「単眼」である。単眼もレンズ眼なのだが、写真ではレンズ的な感じがしない。恐らく、幼虫ではまだ「単眼」ではなく、単眼の原基に過ぎないのであろう。


オオカマキリ(褐色型)の終齢幼虫6


終齢幼虫なので、翅芽が発達している.模様が綺麗

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/06)

 翅の原基(翅芽)が綺麗なので、ほぼ等倍で接写してみた。成虫になると、前翅と後翅では全然質が違うのだが、原基では、幅は違うが同じ様な構造をしている。

 横から見たのが下の写真。但し、方向を反対にして撮影してしまったので、比較しやすい様に写真の左右をひっくり返してある。下の写真に写っている翅芽は、上の写真では上側にある。横から見ると、前翅と後翅で翅脈にかなりの差があることが分かる。


オオカマキリ(褐色型)の終齢幼虫7


横から見た翅芽.左右を反対に撮影してしまったので鏡像にしてある

手前の翅芽は上の写真では上側の翅芽である

(写真クリックで拡大表示)

(2011/08/06)

 今日は久しぶりに朝から暑い。昨日までカラミンサにワンサと集っていたハナバチ類が、今日は余り姿を見せていない。ある程度以上暑くなると、虫の方も「今日はアチーなー」とか言って何処かで休んでいるらしい。








最終更新日  2011.08.11 15:29:54
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2008.10.27
カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 今年の春は、我が家で生まれたチビカマども(ハラビロカマキリ)が庭の彼方此方に居た。夏になる前にみな何処かへ行ってしまったが、秋になってまたハラビロカマキリが姿を現した。背中(前翅)の模様(損傷や汚れ)から判断すると、今のところ全部で3頭の様である。ハラビロカマキリは毎年我が家に現れるので、これらが我が家で生まれたチビカマの成長した姿である可能性は低い。しかし、3頭とは何時もより少し多いし、何となく例年のカマキリよりも親しみを感じるので、今年は個体を区別せず一様に「カマちゃん」と呼んでいる。

 ハラビロカマキリの捕食風景?はこれまでに3回も掲載した(例えばこちら)。捕食に関してはもう充分だと思うので、今日は、捕食ではなく、獲り逃がすところを紹介する。「カマちゃん獲物を獲り逃がすの巻」である。


 カマキリ類が捕まえた餌を食べているのは屡々見かけるが、捕まえる瞬間や獲り逃がすところを見る機会は比較的少ない。食べるにはある程度の時間が掛かるのに対し、捕まえるのは一瞬だし、獲り逃がすのも捕まえてから30秒以内位だから、当然見る機会は少なくなる訳である。

 カマキリ類が獲り逃がし易い獲物は、カマキリの鎌にあるトゲが刺さらない様な外骨格の硬い昆虫であろう。カナブン類を襲うところは見たことがないが、これは恐らく非常に捕まえにくい相手に違いない。ハチにも外骨格が固く鎌の刺が利き難いと思われる種類がかなりある。

 我が家の秋の庭に一番多い大型のハチは、先日掲載したキンケハラナガツチバチ()である。このハチの外骨格はかなり固い。標本にするとき、ピンを刺すのが楽でなかった記憶がある。これまでに、ハラビロカマキリがキンケハラナガツチバチ(以下キンケと略す)を食べているのを見たのは3回(今日の分=後述を含む)なのに対し、獲り逃がしたのは5回以上見ているから、カマキリにとっては、やはりかなり捕まえにくい相手らしい。食べられてしまったのは雌1雄2で、逃げた内で記憶のハッキリしているのは雌3雄2である。



ハラビロカマキリ(捕食失敗)1
キンケハラナガツチバチの雌(左)を狙うハラビロカマキリのカマちゃん

キンケの上に以前掲載したブドウトリバの姿が見える

(2008/10/25)



 さて、開花中のセイタカアワダチソウにやって来たハラビロカマキリの「カマちゃん」、回りにキンケの雌が沢山居るので、キョロキョロと彼方此方に頭を向けていたが、やがてその内の1頭が、目の前にある隣の花穂に留まった。早速、体を徐々に伸ばしながら、キンケに迫る。

ハラビロカマキリ(捕食失敗)2
4秒後、キンケはカマちゃんに掴まってしまった

(2008/10/25)



 一瞬の内に、キンケはカマちゃんに掴まってしまった。チャンと刺されない様に背側から翅を押さえている。キンケの方は、不思議なことに毒針を出していない。この写真では、些か分かり辛いが、セイタカアワダチソウの花粉かキンケの毛らしき粉が飛び散っているのが、下の方に写っている。

ハラビロカマキリ(捕食失敗)3
14秒後、背後から翅を押さえられて為す術のないキンケ

(2008/10/25)



 その後、カマちゃんは体を回転させた。14秒後が上の写真である。キンケは背側から翅を押さえられて、為す術を知らず、と言う感じであった。

 しかし、お尻の方から食べるのは一寸マズくないか。頭から食べなければ、ハチは容易に死なず、刺されたり噛みつかれたりする可能性が残る。

ハラビロカマキリ(捕食失敗)4
3秒後、キンケはカマキリの鎌の間からずれて来た

大顎を思い切り拡げて噛みつこうとするキンケ

(2008/10/25)



 しかし3秒後、キンケの外骨格に鎌のトゲが刺さっていないせいか、キンケが鎌の間からずれて来た。キンケは体を捻り、強大な大顎を思いっきり拡げて、カマキリに噛みつこうとする。

ハラビロカマキリ(捕食失敗)5
獲物を獲り逃がして悔しがる?カマちゃん

(2008/10/25)



 次の瞬間、余りに一瞬の事なので何が起こったのかよく解らなかったが、キンケは逃げてしまった。悔しがる?カマちゃん(上)。その前の写真を見ると、お尻の先端近くにカマちゃんの頭があるから、顔を刺されそうになったのかも知れないし、或いは、単にキンケがスルリと抜け出たのかも知れない。しかし、やはりあの大顎で噛みつかれたのではないだろうか。

ハラビロカマキリ(捕食失敗)7
「腕」を舐める?カマちゃん.キンケにやられたのか?

(2008/10/25)



 実を言うと、この日私が見ている間にカマちゃんがキンケの雌を獲り逃がすのはこれが2回目で、また直ぐ後にも1頭を獲り逃がした。やはりハラナガツチバチの様な外骨格の硬い虫は容易に掴まらない様である。

 その後、カマちゃんは「腕」を舐める様な行動を暫く取っていた(上)。キンケに攻撃され何らかの傷を受けたのかも知れない。「腕」に付着したキンケの毛を食べている様には見えなかった。

 不思議なことに、キンケは上のどの写真を見ても毒針を出していない。しかし、別の個体で毒針を出している写真が1枚だけあった(下)。カマちゃんは、その毒針で刺されるのを巧く回避している様に見える。刺されない様なハチの扱い方を、本能的に知っているのであろう。

ハラビロカマキリ(捕食失敗)6
毒針を出しているキンケ.カマちゃんには届かない

(2008/10/25)



 この原稿を書いている間に、一服しにベランダに出た。今、カマちゃんはセイタカアワダチソウの隣に置いてある北米原産の赤紫色のシオン(友禅菊)の方に移って居る。どうしているかと思って花の間を探してみると、何と、キンケの雌を捕らえて食べていた。キンケを背側から頭部を上にして確保している。やはり、この態勢でないと逃げられてしまうのだろう。もう、頭は殆どないが、それでもまだキンケは動いており、お尻の先を時々カマちゃんの方に向ける。しかし、そのお尻はカマちゃんには全然届かない様であった。


 以上を書き終わってからまた一服しに出た。カマちゃんはもう先程のキンケを食べ終わって、次の獲物を狙っていた。すると、小型のキンケが目の前に留まった。今日は久しぶりの晴天のせいか、実に沢山の虫がいるのである。カマちゃんは、勿論攻撃を仕掛けたが、捕まえた次の瞬間、サッと身を引いてキンケを放してしまった(上の回数に入れていない)。どうも、腹側から捕らえたので噛みつかれるか刺されそうになったらしい。暫くすると、今度は非常に大型のキンケがやって来た。しかし、それがワサワサと目の前を通るにも拘わらず、カマちゃんは全く手を出さない。やはり、相手の大きさを見て攻撃するか否かを判断しているらしい。

 オオスカシバはこの大型のキンケよりもずっと大きい。しかし、以前掲載した様に、容易にハラビロカマキリの餌食になってしまう。・・・と言うことは、カマキリはハチが危険な相手であることをチャンと知っているのである。








最終更新日  2008.11.03 21:38:13
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2008.06.30
カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 本日の表題は、本当は「雨の日のチビカマ」とでもしたいところである。しかし、このWeblogでは表題を動植物の種名かそれに準ずるものと決めているので、何とも味気ない表題になってしまった。


 以前紹介した、カサブランカ(ユリ)のテッペンに居たハラビロカマキリの幼虫は、その後何処かへ移動したらしく暫く姿を見せなかったが、数日前に戻って来て、また、カサブランカの高い所に陣取って居る。尤も、別の個体の可能性もあるが・・・。

 このカサブランカ、軒下に置いてあるベランダの椅子から約3mの所にあり、椅子に座ればチビカマもよく見える。昨日はかなりの雨が降った。雨の降る中時々一服しに行くのだが、チビカマは雨の降る間、カサブランカの葉の下で微動だにせず同じ姿勢で身構えていた。

 この「ジッと我慢の子」を一寸写真に撮ってやろうかと言う気にもなるが、雨の降る中でデジタルカメラの操作をするのは些かキツイ。そこで、今日の朝、雨の止んだ直後にこのチビカマを撮ってやった。


ハラビロカマキリの幼虫(2齢)1
雨で水滴だらけになったカサブランカの葉の下でジッと身構える

ハラビロカマキリの2齢幼虫(2008/06/30)



 以前よりかなり大きく逞しくなっている。孵化後1ヶ月と少し、2齢になってから20日近く経っているのだから、当然であろう。

ハラビロカマキリの幼虫(2齢)2
チビカマにもう少し近づいてみる(2008/06/30)



 しかし、更に近づいて大きく撮ってやろうとしたら、チビカマ、ストロボの光に驚いたのか、隣の葉っぱに逃げてしまっていた。まだ小さいうちは、臆病な方が生き延びるに都合が良いに違いない。

ハラビロカマキリの幼虫(2齢)3
ストロボの光に驚いて逃げ出したチビカマ(2008/06/30)



 今日の写真は雨雫も入れる様に撮ったので、チビカマが余り大きく写っていない。チビカマ役者としては不本意であろう。其処でもう1枚、縦長のポートレートを載せてやることにした。

ハラビロカマキリの幼虫(2齢)4
ポーズを取る?チビカマ役者(2008/06/30)



 しかしこのチビカマ、カサブランカの上で一体何を捕まえて食べているのか? ユリのテッペンに、余り虫は来ていない様に見えるのだが。まァ、それでも大きくなっているのだから、屹度、何かを捕まえて食べているに違いない。人間が心配しなくても、チャンと自活出来る様、自然の仕組みは出来ている筈である。








最終更新日  2008.11.03 21:20:51
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2008.06.24
カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 昨年11月の末、コナラの葉裏を調べていたとき、その木のテッペンに近い高さ約7mの所に、ハラビロカマキリの卵塊を1個見付けた。

 このWeblogでも紹介したが、一昨年もハラビロカマキリがシジミバナの枝に卵塊を産み付けて行った。しかし、春になって見に行くと、いつの間にか何らかの捕食者に食べられたらしく、ブワブワの部分が一部残っているだけであった。

 そこで今回は、捕食者にやられない様、卵塊の付いた枝を切り取ってドウダンツツジの細かい枝の中に差し入れておいた。5月に日本に帰って来てから見てみると、無事の様である。ドウダンはもう葉をシッカリ伸ばしていて卵塊が見えないので、ベランダの椅子の前に置いてあるデュランタの枝に縛り付けて、カマキリの孵化を待つことにした。

 中々孵化しなかったが、5月の末に暫く雨が続いた後、そのデュランタの株から半径1m以内に10匹余りのカマキリ幼虫が居るのを見付けた。この幼虫、昨年はオオカマキリコカマキリも姿を現したから、ハラビロカマキリではない可能性もある。しかし、調べてみると、この形と模様をした幼虫はハラビロカマキリで間違いない様である。1卵塊から出たにしては些か数が少ないと思うが、やはりデュランタに縛り付けた卵塊から出たものであろう。


ハラビロカマキリの幼虫4
クリスマスローズの葉上で這いつくばるハラビロカマキリの幼虫

カメラの方を睨んでいる(2008/06/01)



 朝の内は寒いせいか、葉っぱの上で這いつくばっている個体が多い。暖かくなると、尾っぽをピンと立てて反り返り、カマキリらしい格好になる。

ハラビロカマキリの幼虫1
ウツギの葉上で獲物を狙うチビカマ(2008/06/01)



 このチビカマキリの顔を等倍で撮ってやろうと思ってカメラを向けていたとき、何らかの虫が近くに寄ってきた。チビカマ、一瞬のうちに数歩前進して、シッカと獲物を捕らえた。小さいだけあって、かえって大きなカマキリよりも身のこなしが速い。

ハラビロカマキリの幼虫2
テントウムシの幼虫を捕らえて食べるチビカマ(2008/06/01)



 掴まったのは、テントウムシの幼虫。可哀想だが、まァ、仕方ないと言う他ない。食べ易いのか、忽ちの内に平らげてしまった。


ハラビロカマキリの幼虫3
約30秒後、もう手足がバラバラ(2008/06/01)



 しかし、カマキリは初齢幼虫でもやはり絵になる。御蔭で、カマキリを撮ると何時も写真の枚数が多くなってしまう。

ハラビロカマキリの幼虫5
高さ約1mのカサブランカ(ユリ)のテッペンで

獲物を待ちかまえるチビカマ(2008/06/04)



 このチビカマども、彼方此方の木や草のテッペン近くに陣取って、ジッと獲物がくるのを待っている。面白いことに、必ず水平かそれより下向きの姿勢を取る。上向きに獲物を狙っているチビカマは見たことがない。思うに、重力に逆らって上に居る獲物を襲うよりも、下方を狙う方がずっと楽に速く攻撃出来るからであろう。

ハラビロカマキリの幼虫6
一回り大きくなったチビカマ.カマキリは何時撮っても絵になる.
大きく表示できる様、90度時計回りに回転させてある(2008/06/11)



 10日ほど経つと、何だかチビカマが一回り大きくなった様に見えた。2齢になったのかも知れない。上の写真はそのチビカマ嬢(雄かも知れないが・・・)。本来はやや下向きの姿勢なのだが、このWeblogでは横幅500ピクセルに統一してあるので、出来るだけ大きく表示できる様、90度回転させて上向きにしてある。

 いや~、それにしても、やはり天性の俳優としか言い様がないですな!!








最終更新日  2008.11.03 21:24:40
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2007.10.24
カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 久しぶりに、少し大きめの新顔が現れた。コカマキリ、カマキリの中でも小型で体の細い種類である。特にこの個体は小さく、体長約45mm、子供の頃に御飯を充分食べられなかったのかも知れない。


コカマキリ1
「北米原産シオンの1種」に潜むコカマキリ(2007/10/21)



 普通は写真の様に、枯れ草の様な灰褐色から暗褐色をしている。しかし、図鑑に因れば、チョウセンオオカマキリの様な、体が淡緑色で後翅が透明な個体も稀に有るとのこと。

 前肢の内側に白と黒の斑があるのが、このカマキリの「商標」である。

コカマキリ2
前肢にある白と黒の斑が「商標」(2007/10/21)



 やはり、カマキリはモデルとしての才能に満ちていて、ついつい写真を沢山撮ってしまう。更に、このコカマキリは撮り方によっては金属光沢を帯びるので、質感描写の点からも面白い被写体である。

コカマキリ3
口の方から撮ったカマキリの顔.些か部分を拡大し過ぎたが、

複眼は金属光沢を帯びる(2007/10/21)



 実はこのコカマキリ、最初はフジの鉢に生えている殆ど枯れたキク科の雑草の上に居た。コカマキリはかなり気の弱い虫で、写真を撮る為に少しチョッカイを出したら、下に飛び下りて逃げ出してしまった。そこでもっと獲物の来そうな「北米原産シオンの1種」の上に移してやったのである。

コカマキリ4
一寸驚いた様な表情.カマキリはモデルとして抜群の才能を持っている(2007/10/21)



 コカマキリは、ハラビロカマキリとは違って、余り獲物の来そうもない垣根などの上に居ることが多い。徘徊性が強いのだと思っていたが、そのシオンの1種の上に2日ばかし留まっていたところを見ると、オオカマキリほどは徘徊性が強くないらしい。

コカマキリ5
コカマキリの顔.額の部分が妙に凸凹している(2007/10/21)



 2日後に姿が見えなくなったのは、多分、何処かへ行ってしまったからであろう。しかし、コガタスズメバチに肉団子にされてしまった可能性もある。と言うのは、居なくなった前後に、コガタスズメバチが1頭、この「シオンの1種」の鉢に妙に御執心で、何回もやって来ては、偵察に余念がなかったからである。カマキリもスズメバチには叶わない。

コカマキリ6
触角の掃除をするコカマキリ.楊子をくわえた渡世人の様な雰囲気(2007/10/21)



 なお、このコカマキリは南方系で、南は熱帯から、北は東北南部まで分布する。東北中北部や北海道には棲息しない。








最終更新日  2008.11.03 21:26:09
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2007.09.29
カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 どうも最近は新顔の虫が現れないと思っていたら、熱帯バジルの1種の上に大きなカマキリが居るのを見付けた。オオカマキリかチョウセンカマキリの何れかである。


オオカマキリ1
オオカマキリの全身(2007/09/27)



 最近、この辺りで見るカマキリは、ハラビロカマキリかコカマキリばかりで、大型のカマキリを見ることは少ない。久しぶりにしげしげと顔を眺めてみると、見慣れたハラビロカマキリよりも虫相?が悪い。かなりヤクザっぽく、凶暴な感じ。

オオカマキリ2
オオカマキリは何となく凶暴そう(2007/09/27)



 頭の形もかなり違う。額の部分にある縞模様が口にまで達し、複眼が大きく突出し、口先が尖っている。一方、ハラビロカマキリの方は、全体として御握りの様に丸味のある三角形である。それが何となくカマキリとしては柔和な印象を与えるのだろう。

オオカマキリ3
オオカマキリの頭.ハラビロカマキリとは異なり口が尖っている(2007/09/27)



 これまで見たことのない、頭部の裏側を撮ってみた。かなり不気味である。喉の所の襞や、複雑に分かれた口器が、未来映画に出てくる凶暴な宇宙生物を思わせる。

オオカマキリ4
裏側から見たオオカマキリの頭部.かなり不気味(2007/09/27)



 さて、このカマキリはオオカマキリとチョウセンカマキリの何れであろうか? チョウセンカマキリと言っても朝鮮からの外来種ではない。昔から居る種類で、図鑑に拠れば、只カマキリと言った場合はチョウセンカマキリを指すとのこと。

 オオカマキリは前肢付け根の間が黄色く、チョウセンカマキリでは赤い。また、オオカマキリの後翅は全体に紫褐色の斑紋があるのに対し、チョウセンカマキリでは大部分が透明である。

オオカマキリ5
「蟷螂の斧」を振り上げる蟷螂(2007/09/27)



 カマキリの首根っこを掴んだら、カマキリはのけぞって翅を拡げた。オオカマキリであった。

 余程ビックリしたのか、放してやった後も10分位、上の写真の様な格好をしたままであった。これが世間に言う「蟷螂の斧」の形であろう。ハラビロカマキリはこう言う格好をしない様な気がするが、定かではない。

オオカマキリの後翅
オオカマキリの後翅.全体に紫褐色の斑がある(2007/09/27)



 ついでに、前肢の付け根も示しておこう。この黄色い部分がチョウセンカマキリでは赤い。

オオカマキリの前肢付け根
オオカマキリ前肢の付け根.チョウセンカマキリでは

この黄色い部分が赤い(2007/09/27)



 ところで、オオカマキリとハラビロカマキリでは、顔つきばかりでなく、行動面でもかなり違って見える。ハラビロカマキリはジッと同じところに留まって獲物が来るのを何日でも待っているが、オオカマキリは待ち伏せ型と言うよりは、徘徊型の様である。

 上の写真を撮ってから1時間後には、先の熱帯バジルから1m位離れた「キク科の雑草」の上に移っていた。菊花の上でもジッとしているのではなく、彼方此方歩き回っている。


ツマグロヒョウモンの幼虫を食べるオオカマキリ
ツマグロヒョウモンの幼虫を食べるオオカマキリ(2007/09/27)



 歩き回って捕らえたのが、隣の鉢でスミレを食べていたツマグロヒョウモンの幼虫

 其処には、ツマグロヒョウモンの幼虫がまだ何頭もいる。この調子では全部食べられてしまう恐れがあるので、オオカマキリを少し離れた所に置いてあるハナトラノオの鉢に移した。

 此処でもカマキリは彼方此方歩き回っていたが、虫が沢山やってくるにも拘わらず、2日後には姿が見えなくなってしまった。かなり放浪癖が強いらしい。








最終更新日  2008.11.03 21:28:41
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2007.09.15
カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 台風9号の来る数日前のことである。夕方遅く、もうかなり暗くなってから、建物の灯りがチャンと付いているか確かめに3階まで登って行くと、階段の途中に体長5~6cmのやや太めのカマキリが居るのを見付けた。誰かに踏み潰されるといけないので捕まえようとしたが、いたって元気、中々捕まらない。暗くてよく見えないので、首筋を掴むことが出来ない。そこで、両方の掌を丸めて、その中に入れてしまった。

 何処に放つかは決まっている。虫の沢山やって来るデュランタ・タカラズカである。もう暗くなってよく見えない株にカマキリを放した。


ハラビロカマキリ1
オオスカシバを捕らえたハラビロカマキリ(2007/09/03)



 次の日の朝、カマキリが居ないかデュランタを調べてみたが見つからなかった。しかし、餌になる虫は沢山来ているし、此処から居なくなることはないだろう。

 そう思っていたら、その日の午後、カマキリがオオスカシバを捕まえているのを見付けた。両方の翅をシッカリ押さえている。

ハラビロカマキリ2
上の写真の反対側.前翅中央付近にハラビロカマキリの

「商標」である白斑が見える(2007/09/03)



 頭の部分はもう既に無い。オオスカシバは絶命しているらしく、全く動かない。カマキリは顔中鱗粉毛だらけになって、ムシャムシャと御食事中。

ハラビロカマキリ3
一心に御食事中(2007/09/03)



 オオスカシバは、我が家の三大害虫の一つである。それを捕食するとは、このカマキリ、中々気が利いている。餌の多いところに連れてきて貰った恩返しのつもりか?

 カメラを近づけると、時折此方を向いて睨む。実際は、新たな餌がやって来たと思っているのかも知れない。

ハラビロカマキリ4
時々恐い顔をして此方を睨む(2007/09/03)



 ハラビロカマキリの捕食行動は昨年も掲載した。その時の餌は、外骨格の固いハラナガツチバチであった。体長25mm位の雄であったが、殻が固くて食べるのにほぼ2時間を要した。

 今回は柔らかい蛾である。どの程度の時間で食べ尽くすのだろうか。

ハラビロカマキリ5
約1時間後、尾端を残すのみ(2007/09/03)



 1時間程経ってから見に行くと、もう尾端を残すだけであった。頭の部分を食べるのにどの位時間がかかったか分からないが、胸部腹部との比率から判断して10分もかかっていないであろう。そうだとすると、全体を食べるのにほぼ1時間20分かかったことになる。量としてはオオスカシバの方が、先のハラナガツチバチの2倍以上はある。やはり、外骨格が固いと食べるのにずっと時間がかかることが分かる。


 3日後、デュランタの株は台風で揉みに揉まれ、通過後の強風も含めて鉢ごと倒伏すること数回に及んだ。2日程して風が止んだとき、もうハラビロカマキリの姿は何処にも見当たらなかった。








最終更新日  2008.11.03 21:30:51
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2006.11.23
テーマ:虫!(735)
カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 北米原産「シオンの1種」に逗留中のハラビロカマキリは、もう花も終わりの頃にやってきたので訪花する虫も少なく、中々食事にありつけない様であった。一度ハラナガツチバチの雄を捕えたのを見たが、このハチの外骨格はかなり堅牢なので流石のカマキリの鎌も歯が立たなかったらしく、直ぐにスルリと逃げられてしまった。カマキリさん、意外とドジな様で・・・。



 2~3日して、カマキリさんを見に行くと、今度はシッカリとハラナガツチバチの雄を捕らえていた。


ハラビロカマキリ(捕食1)
ハラナガツチバチの雄を捕らえたハラビロカマキリ.
虫を見やすくするために少し明度を上げている(2006/10/25)



 しかし、この花にはハラナガツチバチの雄ばかりでなく、雌も沢山来る。ハラナガツチバチは非常に大人しいハチで、この蜂に刺された話はこれまで聞いたことがないが、ネキリムシの幼虫に寄生するのだから、やはり雌は刺すであろう。

 カマキリはハラナガツチバチの雌雄を見分けているのか、それともハチに刺されない様な捕まえ方、食べ方を本能的に知っているのだろうか??

ハラビロカマキリ(捕食2)

殆ど毛を食べている感じ(2006/10/25)



 カマキリは口をハラナガツチバチに付けてはいるのだが、ハチの体に生えた剛毛を食べているだけと言った感じで、全然進まない。

ハラビロカマキリ(捕食3)
7分後、脚の先が食べられて無くなっている(2006/10/25)



 7分後に見に行くと、まだハチは脚の先が一部無くなっていだけで、殆どそのままの姿であった。やはり、殻(外骨格)が固いのでカマキリさんも大部手こずっている様だ。
 15分後、シッカリ抱きかかえられているので良く分からないが、先ほどと余り変わりは無い。このままでは何時までかかるか分からないので、少し放って置くことにした。

ハラビロカマキリ(捕食4)
約2時間後、腹部を残すのみ(2006/10/25)



 約2時間後に見てみると、ハラナガツチバチはもう腹部のみになっている。しかし、腹節の間が少し食べられているだけで、まだ殆ど腹部全体が残っている。カマキリさんは御食事の時間が随分永い様である。体の柔らかい蝶やハエならば、どの程度の時間で食べ尽くすのだろうか?

 更に2時間後見に行ったら、流石にもう何も残っていなかった。カマキリさんの居た直下のスレート上には、脚一本、羽1枚落ちていなかったから、丸ごと全部食べてしまったらしい。



 次の日、カマキリさんを探したが、もう「シオンの1種」には居なかった。花も終わって虫も余り来ないから、もっと良い場所を探しに何処かへ行ってしまったのだろう。


ハラビロカマキリの卵塊
ハラビロカマキリの卵塊(2006/11/04)



 そう思っていたら数日後、「シオンの1種」の隣にあるシジミバナの枝にハラビロカマキリの卵塊があるのを見付けた。まだ新しいものである。

 シオンとシジミバナは枝を互いに交差させているから、シオンからシジミバナに移るのは造作もない。確証はないが、他にハラビロカミキリは見なかったし、屹度あのカマキリさんが産んでいったのだろう。



 ・・・カマキリさんは勤めを終えて、もうあの世へ旅立ってしまったのだろうか?








最終更新日  2008.11.03 21:33:08
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2006.11.09
テーマ:虫!(735)
カテゴリ:昆虫(カマキリ)


 花が沢山咲いて虫が集まり、しかも花期が永い植物には、大概カマキリが潜んでいる。我が家では毎年デュランタにカマキリが来るのだが、今年はデュランタではなく北米原産「シオンの1種」にやって来た。

 ハラビロカマキリである。オオカマキリと太さは同じ位だが体長が短いので、全体としてやや太めの体つきになる。前翅の中央側方に白い斑点があるのがハラビロカマキリの特徴。

 色は緑色のことが多いが、シオンに来ていたのはかなり茶色がかっていた。茶色を帯びた方が、目立たない様である。


ハラビロカマキリ1
ハラビロカマキリ(2006/10/21)



 カマキリは動くものに敏感で、10cm位の所で指を動かすと何か餌になるものが来たのかと思ってその方へ向いて身構える。だから写真が撮り易く、また近接で撮ると姿も面白い。モデルとして中々才能があると言える。

ハラビロカマキリ2
花の中には恐ろしいカマキリが・・・(2006/10/21)



 上の写真の様に花に囲まれると、まるで「お花畑の中のカマキリさん」(この個体は雌)。

 綺麗なバラには刺がある、お花畑の中にはカマキリがいる。

ハラビロカマキリ3
太い腕のカマキリさん(2006/10/21)



 カマキリを近接で撮ると、他の昆虫よりずっと人に似ている。様々な表情があって、ついつい写真を沢山撮ってしまう。しかし、太い腕しとるな!!

ハラビロカマキリ4
恥ずかしがっている?カマキリさん(2006/10/22)



 上の写真なんぞは、ウブな女の子が恥ずかしがっている様にも見える。実際は獲物を狙って身構えているのだが・・・しかし、人間の場合も結局は同じか??



 カマキリさんがやって来たのは花も終わになった頃で一寸遅かった。中々獲物が捕れなかった様だが、ある日ついに獲物を得た。その様子は、また次の機会で。








最終更新日  2008.11.03 21:34:55
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