2007.05.11

日本シャクナゲ

カテゴリ:植物(木本)


 我が家にはシャクナゲが4本ある。3本は西洋物で、1本だけが日本のシャクナゲである。西洋物(と言っても、西洋で改良されただけで、原産は主にヒマラヤから日本を含む東アジア)は何れも生長が良いのを通り越して、伸び過ぎて困る位なのだが、日本シャクナゲはどうも調子が悪い。

 過湿を極端に嫌うと物の本に書いてあったので、鹿沼土を多くし、背の高い鉢に植えて、水捌けを出来るだけ良くしてあるのだが、効果があったとは言い難い。そこで、朝方だけ陽が当たり、夏でも余り温度が上がらない所に移してみた。しかし、これでもやはり駄目。枝が伸びて背が高くなってくると、その枝は生長が低下し、下の方から不定芽が出て来てこれに代わる、と言うのを繰り返している。


日本シャクナゲ
日本シャクナゲの花序.蕾の時はかなり色が濃い(2007/05/04)



 しかし、今年は多少は良い様である。蕾も途中で萎えてしまうことが多いのだが、今年は今のところ順調でチャンと開花している。

 御覧の様に、始めは濃い桃色をしているが、開くに順い色が薄くなって来て、やがて殆ど白になってしまう。西洋シャクナゲに較べて色が淡く、どぎつくない。

日本シャクナゲ
日本シャクナゲの花.開くにつれて色が薄くなる(2007/05/04)



 日本シャクナゲは西洋シャクナゲに較べると、やはり気品がある。我が家にある西洋シャクナゲ類は何れも新梢が伸び過ぎて間延びしてしまい、大胆に切り戻しをしないと木全体の姿が整わない。尤も、日本シャクナゲは枯れ枝が生じ易いから、常に気を付けていないと西洋シャクナゲよりももっと酷くなってしまうが・・・。
 また、普通に売られている西洋シャクナゲの多くは葉が平らで少し薄く柔らかい。極端な言い方をするとペラペラした感がある。一方、日本シャクナゲは葉身が厚くて固く凸状になるものが多い。これが、何となく重厚な感じを醸し出している。

日本シャクナゲ
日本シャクナゲの花.完全に開くと殆ど白色(2007/05/04)



 ところでこの日本シャクナゲ、種類が良く分からない。日本産のシャクナゲには、シャクナゲ(ツクシシャクナゲ)、ホソバシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、キバナシャクナゲ等があり、更にその変種がかなりの数ある。しかし、その何れとも一致しない。アズマシャクナゲに一番近いが、記載の一致しない部分がある。恐らく、日本で作られた園芸品種の1つなのであろう。







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最終更新日  2007.05.11 10:22:11
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