2005/11/02(水)23:10
ディーディー・ブリッジウォーター IN 『ブラザー・フロム・アナザー・プラネット』as マルヴァーン・デイビス
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移民都市ニューヨーク。ソウルを歌う女!
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★★★★★(カネをかけず、着想と脚本力で作った社会目線映画!)
ビデオも廃盤、DVDもないのです×.×
この映画をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか!?
かれこれ、20年前の映画になってしまいました!
この映画、上映当時、ニューヨークでとってもロングランとなった
映画だったそうです。
作ったのは、作家であり、脚本家である
ジョン・セイルズという監督です。
有能な脚本家として、ハリウッドで大変重宝されています。
最近では、『ジュラシック・パーク4』の脚本をやっています!
ただいま編集中!公開はおそらく2006年です☆
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余談はさておき、
この映画は、ALLニホンジンの国ニッポンでは、
おおよそ問題にならないようなテーマを扱っています!
ただ、これから10年後ぐらいには、
間違いなく、わが国にも押し寄せる世の中を扱っています。
それは・・・
移民、暴力、差別、共存、所得差といったところです。
(移民というなら、日本でも地域的にはありますがね。
チャイニーズ、コリアン、ブラジリアンタウンとかね!)
しかし、こんな切ない×。×テーマを扱っていても、
登場人物たち、社会に対する愛が感じられる映画になってます!!
毎回そんな映画を作ってます!ジョン・セイルズという人は。
(ビールっぱらのオヤジですヨ。)
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映画の主人公は今回はさておいて、
場末のライブハウスで、ソウルを歌う女性が出てきます。
それは、現実でも、著名なソウル・シンガーである
ディーディー・ブリッヂウォーターさんです♪~♪~♪
(Dee Dee Bridgewater)
主人公の「ブラザー」が、出会うニューヨークの人々。
彼が、惚れてしまう女性役として、
出演しています。
低予算映画なので、CDジャケットや宣伝写真でみるような
キレイな姿ではなくって、
着じわとか、汗の感じられるキャミソール姿だったり、
耳の辺りの髪が乱れていたり。
店のオーナーにからまれて、
「あっちいってよ!(もう愛人じゃないんだから。)」
というそこらの人とかわらん、素顔のディーディー
を見ることができます☆
ーー
彼女、ブラザーを
「あなた、なんか分からないけど、魅力があるわ」
といいます。
その後は・・
ご想像にお任せするとして・・
ディーディーの湿り気を帯びた歌声が、
映画をふわっと、盛り上げてくれます。
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インディーズ監督評論本。
ハリウッド脚本でとりあえず稼いで、
夫婦二人三脚で、とつとつと
映画を作り続ける!
寡作じゃないし!
↓
この映画観て、行きました、NY。
ブルックリン、エリス島、ローワーイーストサイド、ハドソン川、
ハーレム、地下鉄・・・