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2017.04.25
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カテゴリ:早坂吝
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第五十回メフィスト賞受賞作であるおバカな作品。
話題性抜群のバカ作品で、ずっと探していたのだがどこにも見当たらず・・・この度漸く文庫化され漸く読めた。

まず何がバカ凄いって題名を見て解る通り、この作品は題名当てバカ小説なのだ。
犯人当て、トリック当て、動機当てと、ミステリの世界では古今の東西で半ば遣り尽くされた感がある。
そこでこのバカな新趣向。
バカ面白い。
正解を知った今、それは決して期待外れではなく寧ろ期待なんぞバカみたいに軽々と飛び越えてしまった。

バカバカしい作中では勿論殺人事件が起き、通常のミステリとしても楽しませてくれる。
それはバカに論理的で美しい。
論理の美しさに感動して大笑いしながらも、決してバカミスだとは思わなかった。
いや、実際はバカもバカの大バカミステリなのだが。

鮮やかなバカ発想も素晴らしいのだが、とにかく著者はバカに優れた論理的思考を持っている。
バカな一発屋に終わる事は間違ってもないだろう。
但しバカだ。





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最終更新日  2018.07.26 04:27:19
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