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2017.07.10
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ミステリ史に残るお茶目で壮絶な偉人カーの短編集。
カーの短編といえば表題作である「妖魔の森の家」はあまりに有名である。
しかしこれまでどこの書店でも見かけず、読む機会は無かった。
そしてとうとう初カー短編と相成った。

やはり眼目は「妖魔の森の家」と「第三の銃弾」だろう。

海外短編オールタイムベストに於いて常連であるばかりか一位の誉れ高い前者は、これでもかとフェアプレーに徹した傑作。
幾つもの重要な手掛かりを、平気で書いてしまう堂々たる様は見事。
読み返せばなんと手掛かりだらけではないか。
不敵に笑うカーの顔が目に浮かぶ。

後者は中編といった長さで、こちらも大傑作。
とにかく謎が魅力的というカーの良さが爆発した作品。
第二の銃弾と、第三の銃弾を射出した筈の銃と、犯人が、全て消失しているという物凄い謎なのである。
しかもその答えは目から鱗にして、何故そんな事に気が付かなかったかと驚くものである。
本当にカーは大胆だ。

個人的なベストは「第三の銃弾」。
本当に驚いた。
眠気が吹っ飛んだ。
流石のカー。





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最終更新日  2017.07.10 03:52:35
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