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2017.08.17
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カテゴリ:泡坂妻夫
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奇術師であり、紋章絵師であり、本格ミステリ作家である故泡坂妻夫による第三長編にして異色作。
いつもの泡坂妻夫的「人工感」というか「玩具感」がない文体に驚く。
幻惑、眩暈とは正にこの事。

Pの謎等の大筋は早い段階で解ったものの、結局紀子が逢った晃二は誰なのか、全く解らなかった。
全てが明かされた時の感動たるや、泡坂妻夫の計算が空恐ろしく寒気がした。
いつもと違う文体はその為だったのかと驚愕。

終章もまた見事。
永遠に繰り返す事を匂わせるこれも、幻惑、眩暈感を強くさせる。

連城三紀彦はいつも正しい。
泡坂妻夫は幾筋縄あっても縛れないのだ。
黙れされる快楽に身を包まる。





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最終更新日  2017.12.04 07:20:15
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