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2018.01.18
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カテゴリ:綾辻行人
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新本格ムーヴメントを巻き起こした綾辻行人の館シリーズ、その第七作。
およそ二千頁にも及ぶ超長編小説だ。
これまでの館シリーズの総決算と言える濃厚な作品に仕上がっている。

夥しい程の謎と伏線には脱帽。
恒例である抜け穴や隠し通路だらけの館の使い方は面白いし、不老不死の一族やシャム双生児等の登場人物も魅力に溢れている。
どう考えてもオカルトな雰囲気に溢れ、それを成立させる為の仕掛けも素晴らしい。
これはミステリかゴシックホラーか、真相を読んでもよく解らない。
そして恐ろしいまでの力技で読者を騙す。

全四巻で、六百頁以上ある一巻ではまだ事件は起こらない。
焦れに焦れて頁を捲る手が重く、一巻を読むのに三日もかかった。
しかし不当な長さに感じた第一巻も、最後まで読めば納得の必要性を備えている事に気付く。
第三巻終盤から最後までは一気読みだった。
最終巻に於いてこれまでの膨大な謎や伏線が見事に回収される。
こんなに長い解決編は見た事が無いが、体感としては一瞬の内に読み終えたようだった。

毀誉褒貶相半ばする作品のようだが、個人的には大当たりだ。
「霧越邸殺人事件」でも幻想の部分に食指が動かずミステリとしての評価だけをしている私だが、これはミステリとしてもさることながら、その怪奇幻想趣味に圧倒された。

しかしこれはシリーズ最終作でなくて良かったのか。
最終作は一体どうなるんだ。






最終更新日  2018.01.18 07:28:31
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