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2018.02.19
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カテゴリ:国内ミステリ
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古川緑波の兄にして「殺人鬼」の浜尾四郎と言えば、戦前の探偵小説家として殊に有名である。
しかし古い時代の作家という事もあって、これまで氏の著作を読む機会は無かった。
そこへ来ての復刻である。
河出文庫には足を向けて寝られない。

この作品は「殺人鬼」より後に書かれたもので、相次ぐ殺人事件、ばら撒かれた西郷隆盛の肖像画、鉄鎖で高手小手に縛られた屍体、事件よりも美女に夢中なワトソン役等、かなり楽しい読み味の作品となっている。
犯人設定に古臭い点は否めないが、戦前の作品の中でも特に現代の眼に堪え得る部類のものだろう。
「殺人鬼」を始め氏の他の著作の復刻も、河出文庫には期待したい。





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最終更新日  2018.07.26 04:32:46
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