|
カテゴリ:ジョン・ディクスン・カー
足跡の無い殺人の記念碑的作品。 雪密室と言えばこれである。 トリックが抜群に冴えている。 本当に偉大な発明だと思う。 犯人の意外性もある。 手掛かりがあまりにも細かいという疵は否めないが、それでも歴史に名を残した傑作の評価は揺るがない。 また、犬の鳴き声の推理もホームズのものを一歩も二歩も進めているし、二つの中途解決に対する論理的否定も素敵だ。 HM卿の登場場面は史上屈指の格好良さには痺れ倒した。 やっぱり偉大だ、カーは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.07.16 09:47:07
コメント(0) | コメントを書く
[ジョン・ディクスン・カー] カテゴリの最新記事
|