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カテゴリ:国内ミステリ
第一長編。 精神に異常を来した人物が何人も現れ、それに関わる人々もまた狂い、正気か狂気か解らない錯綜した状況が延々と続く。 幾つもの精神異常が描かれ、これらが一体どうやって関連付いて、そして解決するのか不安になる前半は読んでいて非常に気持ちが悪い。 それが後半に入り段々と関連付いて解決に向かっていくのは読み応えがあるのだが、それだけでは終わらない。 氏らしく最後に一捻りを見せてくれる。 実に気持ちの悪い、見事な作品だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.06 05:10:16
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