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この前、こんな記事を目にしました。
《夕食にご飯と汁物がそろい、おわんが正しく並んだのは2割。はしの頭を右に正しく置けている家庭は5割。家庭で配膳(はいぜん)の基本があまり実行されていないことが、味の素の調査で明らかになった。7割の食卓で、食事の初めから日本茶などの飲料が登場しており、汁物の必然性が薄れていることもうかがえる。 首都圏・近畿圏に住む20~64歳の既婚女性235人(うち6割が34歳以下)に、自宅での夕食風景を平日・休日各1日ずつ(計470卓)写真に撮ってもらった。02年11~12月に実施した。 ご飯はほとんどの夕食に登場。しかし、ご飯茶わんを手前左、汁わんを右に正しく置けた食卓は、全体の2割にとどまった。 最も手前に頭を右に置くべきはしは、左右逆やばらばら(21%)▽はし立て・はし入れ(7%)▽食器にのせる(6%)▽縦置き(2%)などとなっていた。はしを食器にのせるのは居酒屋、カゴごと出すのはレストランなどで見られる置き方で、外食産業のスタイルが家庭にまで広がっているとみられる。 飲料が最初から登場することについて、味の素は「白ご飯中心からおかずが主役の食事に移り変わり、いろいろな味のおかずを食べつなぐのに、口すすぎとしての飲料が必要になっている」と分析している。塩分を控えようと、みそ汁は朝食の1杯だけにしている家庭も珍しくない。日本茶をマグカップに注いでいる食卓は2割あった。 食卓にテーブルクロス(24%)、花やツリー(8%)を飾っている家庭がある半面、食事する際にもパソコンや電気コードが置かれたまま、という家庭が27%もあった。》 この結果、みなさんはどう思いますか? 私は、けっこうびっくりしました。 食事というものが、あまり重要視されてないように思いました。 パソコンの横でごはん・・ちょっとさびしい気がします。 ごはんよりもおかず・・・最近、低炭水化物ダイエットなども話題ですよね。(危険なダイエットです) 汁わんが右でお茶わんが左って、ごくごく当たり前のことだと思ってました。それが、実行されているのが2割しかいないそうです。 日本料理がこのような並べ方になったのは、平安時代だそうです。 一汁三菜、食べて行く順序、はしを並べるということを決めたのは、将軍足利義満。 私は歴史は得意じゃないけど、いろいろ調べたら、わかりました。 このころから、日本料理の基本はごはんと汁物でした。 最近は、食事のスタイルも変わってきましたね。 和食だけでなく、いろんな国々の食事をするようになり、その食事によって、並べ方や食べる順序、使う食器ももまったく違います。 そういった食文化は、それはそれで、悪いことだとは思いません。私も、和食だけでなく、いろいろ好きです。 だけど、食事の欧米化にともなって、生活習慣病が増えているのも事実です。 こういったことをきっかけに、ちょっとだけ自分の家の食事スタイルを見なおしてみてもいいかなぁと思いました。 子どもたちにもこういったことを教えた事はありません。だけど、きっと、こういったことを教えるのも、私の仕事かなって思います。 せっかく日本人として生まれたのに、基本がわからないなんて、ちょっとさびしい気がします。 私は、両親が共働きだったので、おばあちゃん子で育ちました。(小4のときに亡くなりましたが)おばあちゃんは和食しか作りません。みそは自家製で、ごはんもお釜で炊いてました。そして母も基本的に和食派なので、私も和食、漬物に日本茶は大好きです。うちの子も、煮物とかみそ汁は好きです。 そして、ふと考えると、我が家はファミレスってほとんど行かないんです。 ハンバーグとか大好きだけど、なんでかなぁ・・・?と思いました。 余談です。 近所に、母の行き付けの創作料理屋があります。和食、フレンチ、イタリア料理、いろんなメニューが日替わりです。口コミで広がってるお店で、地元のテレビでも、ひそかに紹介されました。そこにときどき母と食べに行きます。 新しいお店ではなく、家の1階部分をお店にしているので、人数もたくさん入るわけではなく、畳敷きで、とても落ち着きます。イタリア料理やフランス料理もいいけど、畳に座れるって、居心地が良く、何時間でもいることができます。 また、そこの料理がとてもおいしいです。同じ県内に住む人には教えたいけど、お客さんが増えても困るかなぁ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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