「和食にワインって難しいよね」とよく知人から聞かれます。
いえいえ、ちょっとの工夫で大丈夫!
料亭の繊細な懐石料理に合わせていくのは、大変ですが
デイリーワインを家庭で楽しむのであれば、
以下のことに気をつけていれば、簡単にワインのお供ができちゃいます。
■◆■赤ワインの場合■◆■
《基本》赤ワインの有機酸組成は、醤油や味噌の有機酸組成と似ています。
調味料に、醤油や味噌を使ったものを合わせると◎です。
《調理法》油を使った調理法
1.調理用油にオリーブオイルを使う。
→味は変わりませんが、ほんの少し、ワインになじみやすい味になります。
2.野菜だけの煮物、炒め物だったら、肉(豚か牛)を少しつかう。
→切干大根やひじき昆布も、豚こま肉を少し加えるだけで、
肉のコク、うまみがでてきて、ワインに合う味になります。
■◆■白ワインの場合■◆■
《基本》すっきりさっぱり系白ワインに含まれるクエン酸は、レモンやカボスと同じです。
レモンを絞って美味しい料理や、塩だけで食べるような料理、
酢の物などに合わせてみましょう。
《調理法》生のまま、又は油を使わない料理(しゃぶしゃぶとか、焼き魚とか)
「ワインに合う料理」とグーグルで検索すると、
「特別な日」にはとっても役立ちそうなステキなレシピがたくさん出てきます。
でも日常で楽しむ時には、これくらいの基準に合わせるだけで
私は十分楽しめています。
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