イタリア・エミリアロマーニャ編
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ワインの基礎知識&デイリーワイン的オススメワイン~イタリア・エミリア・ロマーニャ編
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| 各国ワインの基礎知識と私個人の勝手なデイリーワイン的考察を紹介します |
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デイリーワイン的オススメワイン
美食の街のワインは、 赤・白ともに気軽で飲みやすい味わいです
ボローニャを州都とし、イタリア半島のちょうど付け根の部分にあたる、エミリア・ロマーニャ州。
パルマの生ハム、クラテッロ、パルミジャーノ・レッジャーノ、など、
イタリアを代表する食材を生み出した地方で、美食の街といわれるパルマもこのエミリア・ロマーニャ州にあります。
ワインでは、それほど有名ではありませんが、
実はデイリー価格帯なら、かなり安定した品質で気軽に飲めて、コストパフォーマンスの高いタイプのワインを作っているんです。
以前ミラノで美食家の知人にレストランに連れていってもらったときも、
オススメの注目ワインを聞いたところ、
「エミリア・ロマーニャの赤がいいね。サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャなんかいいよ」とお店のご主人がいっていました。
そのお店のご主人は、赤を薦めてくれましたが、私は白もオススメ。
トレッビアーノ種というイタリア中部で多く作られる地ブドウを使ったイタリアらしい味わいが楽しめます。
DOCGの
アルバナ・ディ・ロマーニャも2,000円以下からでも手に入りますし、
「イタリアワインが飲みたいけど、そんなに個性が強いのはちょっと」という時には、まずはエミリア・ロマーニャのものから試してみてください。
エミリア・ロマーニャの赤ワインを探してみる?
エミリア・ロマーニャの白ワインを探してみる?
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エミリア・ロマーニャの基礎知識
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| 【主要品種:赤】サンジョベーゼ 【主要品種:白】トレッビアーノ、アルバーナ、マルヴァジア
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エミリア・ロマーニャ州が、美食の街として知られるのは、北イタリア料理と中部、南イタリア料理の出会う場所だから。生クリームあり、トマトソースあり、とそのバラエティーの豊かさはイタリア料理の中でも随一です。
(イタリアを旅した方ならご存知かと思いますが、南イタリアでは
クリームを使う店なんてほとんどないほど、イタリア各地の個性は強いんです)
その美食の街で、どんなイタリア料理にも合うような、バランスを持っているのが、エミリア・ロマーニャ産のワイン。
ブドウは主に、イタリアの地ブドウのサンジョベーゼやトレビアーノ、マルヴァジアなどを栽培し、その
ワイン生産量は実は、国内第一位だったりします。
紹介したワインのほかに、有名なものが
ランブルスコ。
赤の微発砲のワインで少し甘口。
中には、アルコールが7.5%くらいと低いものもあり、
ワインが苦手な方でもちょっと飲みやすいタイプもあります。
生ハムなどにあわせるとかなり美味しく、また、中田英寿選手がお気に入りのワインとして、紹介されたりもしています。
■主なDOCG
●アルバナ・ディ・ロマーニャ(Albana di Romagna):白
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