イタリア・サルデーニャ編
■■■ |
ワインの基礎知識&デイリーワイン的オススメワイン~イタリア・サルデーニャ編
|
■■■ |
| 各国ワインの基礎知識と私個人の勝手なデイリーワイン的考察を紹介します |
|
デイリーワイン的オススメワイン
潮の香りの白ワイン、 ヴェルメンティーノ
年間の総雨量が150ミリにも満たない、乾燥した岩がちの島、サルディーニャ。
このサルデーニャ島でのオススメは、なんといっても海の香り、潮の香りがする、
ヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ。
そして、
ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラです。
海の香り、潮の香り・・・そう、ちょっとほんのり塩味なんです。
ミネラルの味がするというか。
ヴェルメンティーノというブドウで作られるのですが、このブドウが海風をたくさん浴びたから、海水を含んでちょっと潮の味がするというわけです。
でもこれが、世界各国どこにもない個性的な味で、結構美味しい♪
ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラは、島の最も北のガッルーラ周辺で作られるもので、サルディーニャで初めてDOCGに認定されたもの。
一方、
ヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャは、サルディーニャ島全土で作られるので、こちらのほうが量産されており、価格も安いです。
シーフード系と合わせたら、抜群の「島の味」になりますよ。
ヴェルメンティーノを探してみる?
|
|
■■■ |
サルディーニャの基礎知識
|
■■■ |
| 【主要品種:赤】カベルネ・ソービニョン、カンノナウ 【主要品種:白】ヴェルメンティーノ、トルバート
|
|
島の北西部にはスペインからの移民も多く、ちょっと異国情緒を感じさせる、サルディーニャ。この島は、岩がちな土地で降水量も少なく、決して豊かな土地とはいえませんでした。
そんなサルディーニャのワインが認められるのは、セッラ・モスカ社の功績が大きいのでは、と思います。
特に、国際品種のカベルネ・ソービニョンと、地ブドウのカンノナウを1対1でブレンドして作ったタンカ・ファッラは、「サルディーニャにもこんな高品質なワインがある!」ということを世界中に知らしめた一本ではないでしょうか。
また、この地には、ヴェルメンティーノ種のほかにトルバート種という、サルディーニャだけで栽培される伝統的な、限定品種があります。
こちらも、ちょっとミネラルの香りがする、白ワインを作るブドウ。
セッラ・モスカ社のアルゲーロ・テッレ・ビアンケなどで楽しめます。
■主なDOCG
●ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ(Vermentino di Gallura):白
|
© Rakuten Group, Inc.
| | |