2009/11/20(金)22:59
脳を育てる習慣 ~茂木健一郎さんのお話3
バタバタしており、子育てにおいて、脳を育てる方法の核心部分をUPするのがすっかり遅くなりました…^^; 子どもたちは、初めてハイハイをしようとしたとき、「ハイハイできるかな?」「失敗するかな?」…という不安を持っていたでしょうか? 小さな子どもたちにとっては、何でも初めての挑戦…!!ということが多いわけですが、その時には、できない不安を持つよりも、殆ど、根拠のない自信を持って、チャレンジしているでしょう。 生まれて間もなくは、守られていたおなかからいきなり出て来てとても不安…でも、だっこしてもらって、おっぱいももらって親が見守ってくれている。。。ことがわかって、その不安は、解消される。 だから、身守ってあげる、見ているよ♪というメッセージを送ることがとても大事だとおっしゃいます。 そのことが、子どもたちにとって安全基地となり、新しいことにチャレンジしていける、不確実さに向き合うことができると言うのです。 そして、何か良いことをしたら、すぐにほめてあげること…。ほめた時には、ドーパミンが出て、その前の行為を強化できるんだそうです。すぐ褒めるためにも、子どもたちをよくよく見ていてあげる必要がありますよ♪ と。 …なるほど~!! このことは、私の尊敬する平井信義先生も「心の基地はお母さん」 なんて本などでもおっしゃっていて私も、このことに気をつけていましたら、やはり、その後の子育てがとてもやりやすく、
また、分かりあえることにつながっていきましたよ!!
平井信義 著「『心の基地』はおかあさん」〈やる気と思いやりを育てる親子実例集〉|新紀元社(日本)【楽ギフ_メッセ入力】【楽ギフ_のし宛書】【楽ギフ_包装】 脳を効率よく動かそうと思えば、指先を使うことが大事… と茂木さんはおっしゃいます。 というのも、手の指をつかさどる領域は脳の中でもとても大きいのだそうです。 シュタイナーも、手先を使った手仕事をとても大事にしていて幼稚園でも、大人の手芸や芸術に匹敵する手仕事を、子どもたちが苦もなく楽しんでいるのですよ~♪ また、めんどくさいと感じる領域があり、めんどくさいことをしないと、その領域は働かないのだそうです。 脳は、中国語で「脳筋」と書くそうですがまさにその字のごとく、脳は筋肉と同じで、使わないと弱ってしまう…。 年を重ねて、定年退職後の男性よりも女性の方が生き生きとしていられるのは、家事をすることで、自然に脳のこの回路が鍛えられるからではないかとおっしゃいます。なるほど・・・面倒だと家事を放ったらかしにしない方が脳に良いのですね・・・^^; 気をつけなくっちゃ!! 大人になって、自分の立ち位置がある程度固定されてくるとすっかり慣れてしまったことばかりになってしまうけれど時には、アウェイに立ってみていつもと全く違うことをやってみたり、違う場所でどうできるかを試してみたり、もし、今の自分じゃなかったら…と時々考えてみる・・ そう、思春期の頃に持っていた、自分は将来どうなるだろうか?希望も持ったり、異性のことも考えたり、そんなもやもやした、でもみずみずしい感覚があると、リフォールト・ネットワークなるものが働きだして脳が活動するんだそうです!! つまり、あれこれ思い描いて悩むことが脳の活性化になって、アンチエイジングになると言われるのですが裏を返せば、この時期の子どもたちは、あれこれ思い悩むことで、脳を育てている…ということになりますよね♪ 将来のことを考え、異性のことを考え、そんな当たり前の日常も、脳を育てているということを私たち大人も、しっかり覚えておきたいものですね♪ 年頃の子どもたちには、まともな恋をして、大いに脳を育ててもらいたいものです!! とても貴重なお話を、エネルギッシュにしてくださった茂木さんに感謝!! でした♪