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エレノアさんの日記で教えてもらった、
「英検2級 こうして遊んで10歳の子供が合格した」(長い・・) を本日購入した。 夢中で、飛ばし読みしたので、詳しい感想は後日追記でUPしますが、著者の坂本姫子先生のもうひとつの傑作 「日本の子供に英語をどう教えるか」も持っている。 この「英検2級~」の本は、何でこんなタイトル?と 思うのだが、決して資格取得が目的の内容ではない。 主に小学校以降の子供に対して、親子で楽しく充実した 毎日を過ごしながら、英語やその他の教科を学べるヒントが いっぱい詰まっている。 ・・この「ヒント」という所が、坂本先生のすごい所で、 さらっと例を挙げてくれているが、かなりの部分、応用がきく ようになっている。 (それぞれの家庭の事情に合わせて、調整できる) 英語育児本で、私があんまり興味がないのは、 「~をしていれば○○になれる」とか、 単に、語りかけの言い回しの例文の羅列だったりするものなのだが、 坂本先生の本には、実践する読者の「パワー」によって、 成果が何倍にもなるような気がする。 (エレノアさんみたいにね) さあ、明日から多読+「こうして遊んで合格」をしばらく 通勤の友にしよう! *************************** その後・・・ 第8章まで激しくうなづき、ほ~っと関心しながら読んだ。 で、第9章に記載してある、現在の中学英語の現状について、 愕然とした。 ・・・こんなにひどいの???? 確かに、私も中学・高校と英語の授業はちっともおもしろい ものでなく、成績も当然悪かった。もう、あれから20年位 経ってるのに子供達に教えるレベルが一緒では困る~ ただ、坂本先生は「英語教育 中学校では遅すぎる」 とキッパリ言い切っていらっしゃいますが、ちょっと待って 下さい~・・・見捨てないで~ 今は、少しずつ多読の効用が確認されていて、授業に ORTを使った多読授業を取り入れている学校もほんとうに少し ずつであるが、出てきているようだ。 ORTのような良質な副読本を使って、音読・暗誦・書く練習 を地道に行えば、小学校でうまく行かなくても、中学校からでも 十分力がつく人もいると思う。 これを読んで小学校の時点で「もう間に合わない・・・」と 最後にがっくしきてしまう読者がいたとしたら、ちょっと残念 かな・・・ それから、韓国との比較について、 韓国の受験戦争や、教育熱は日本の比ではないと聞く。 英語教育のシステムは優れたものかもしれないけれど、 おそらく数年後には加熱しすぎの教育戦争の反動がくるのではないか・・・ と思う。 「母国語を大切に」という動きも出てくるんじゃない かな。 単純比較をした表現なので、「お隣の韓国でははこんなに~」と あせる親御さんが出ないか心配・・・・ 数年後、日本の中学校がもっと斬新な教授法が取り入れられるようになることを祈ります・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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