ウッドデッキのある風景

 今週は多少余裕があるはずだったのですが・・・
 週の前半は事務処理に追われ、昨日と今日は体力勝負。 うーーん参った。

 昨日の午前7時。 T君と2人で木材を満載したユニック車に乗り込み高速をひたすら東に進みます。
 「四国側最終出口」と書かれた某ICを降りて10分。 8時半に着いたところは、超高級リゾート宿泊施設（こんな書き方でいいんでしょうか？）

 建物の一部も請けているのですが、私が動く以上、今日の仕事はウッドデッキ!!。
 まずは満載にしてきた根太材（桧の105角）を降ろさなければいけません。
 ユニックに乗ってきているのに、こんな現場ではユニックが使えるようなところには下ろさせてくれません。
 850kgの桧の角材を3人で6箇所の現場に配ります。
 9時半には作業完了。

 これで帰れるのなら言うこと無いのですが、メインはこれから。
 デッキの床材はトラックに載せることができなかったので、ここから20分ほどのところにある運送会社の倉庫に置いているのです。
 
 こりゃ1回じゃ無理だな!!
 全部で3tのウリン材の山。 重量的にはなんとか1回で乗る量なのですが、そのためには1回梱包をバラして、トラックの大きさに合わせて再梱包しなくてはいけません。
 仕方ないな!! 2往復するか!!
 本当は午前中でこの現場から離れるつもりでしたがその願いは叶いそうもありません。
 
 現場に戻り荷降ろし再開!!
 本当は根太材同様6箇所に配る予定だったのですが、作業スペースが取れそうに無いとのことで、トラックが横付けできるところに降ろすことになりかなり楽にはなったのですが、手降しには変わりありません。
 
 11時30分 一車目の作業完了。
 近くのお店で鯛めしをご馳走になります。
 いやあ観光客がこんなに多いとは驚きです。 渦潮で有名なこの地に平日にも関わらずバスが次々とやってきます。
 
 そんな観光客を尻目に二車目の配送にGO。
 今度は要領を得ていますのでスムーズに行きましたが、作業終了は午後3時。
 これで帰れるのかといえば・・・
 
 「残材をもってかえるぞー」
 またもやトラックを満車にするだけの木材やら釘やらを運びます。
 
 落ち着いたところで施設を探検。

左はうちが建てたバーのカウンターになるところ。
その奥に中右写真の宴会場が。
なんと古材を使って古民家風に仕上げています。 私は懐かしいなという風に見たのですが、もっと若い方や都会の方には新鮮なのかもしれませんね。
 
 さらに奥に進んでいくとあれ？ ハードウッドで作った階段があるじゃありませんか!!

 いい感じなのですが・・・
 手すりの手触りがざらざら・棘が立ちそうなくらいに粗いのです。
 もしかしてバツ？？？ パッと見は先ほどまで触っていたウリンより綺麗なのですが、肌触りはまるで違います。
 うーーん、 自分たちにやらしてくれればもっといいもの使ったのに!!
 というところが何ヶ所か。 後から言っても仕方ありませんよね。
 
 というわけで現場を後にしたのは4時を遥かに過ぎていました。
 「誰が昼過ぎに帰れるって言うたんやあ!!!!」 と夕日に叫んでもむなしいだけ。
 
 疲れ切って帰っている途中一本の電話が。
 「高松のビルのデッキ明日やるぞ!!」
 えっ？ 嘘!!
 
 会社に帰ってから打ち合わせをすると
 「えっ？ 現場搬入クレーンじゃないのぉ？？？」
 4階まで狭い階段でどうやら搬入しなければいけない模様。
 愚痴を言っても始まりません。
 今日はライトバンにウリン材を載せて「今からいってきまーーす!!」