海に近く、松林の横。
風が吹くといろいろなものが海から飛んできます。
それらを簡単に洗い流せるようにウッドデッキにはちょっとした工夫をしています。
まずは土間コンクリートの勾配。
通常は水勾配ですが・・・
1の部分の束はマルチポスト5A(稼動範囲97~146mm)
2は、鋼製束YM-1827L(稼動範囲187~272mm)
3は、鋼製束YM-2438L(稼動範囲242~387mm)
わずか2.2mの出幅に対して、20cm以上の勾配をつけています。
ウッドデッキの上に落ちた枯葉などが下に落ちるように外壁と床板の隙間は30mm取るようにしました。
ちょっと写真では分かりにくいですが、実際に見てみると落ち着かないくらい大きな隙間になっています。
このような工夫が役に立つかどうかは、1年経ってみないと分かりませんが、何事も備えあれば憂いなし。
施工場所にあわせた工夫というのは常に考えないといけないものだと思います。