今年も残り1か月を切りました。
前回書いたとおり今週よりラストスパートなのですが・・・
「ギク!!」 初日から体が悲鳴を上げていて天気同様ちょっと暗雲が立ち込めているのですが・・・
さて、今年はウッドデッキの作り変えを数件行いました。
腐った木材を単純に見るだけでなく、解体作業をすることで「何が悪かったのか?」 「どこに気を付けていればより長持ちしたのか?」
が鮮明に見えてきます。
年内にどこまでご紹介できるか分かりませんが、解体したウッドデッキからどうすればより長持ちするウッドデッキを作ることができるかを考えてみたいと思っています。
まずは5月に解体した現場より。
新築の住宅会社が作ったウッドデッキです。
ビスは全て下から打っていて、ビス穴から腐らないように工夫をして施工をされていました。
施工後7年経過。
お客様が定期的に再塗装をされていて、一部塗装が全く取れている部分もありますが、見た目はまだまだ綺麗でした。
塗装がはがれている部分をアップにしてみました。
うーん 白くなっている部分は単純に擦れているだけですが、薄茶の部分は完全に腐っていますね。
解体時に大工さんがうっかりこの上に乗って踏み抜いてしまいましたので、いやはや危ない限りです。
下にもぐってみると意外や意外。
とても綺麗じゃありませんか!!
かなり工夫をされていて、おそらくこれを作った大工さんは自分の仕事を満点だと思っていると思います。
私もこの仕事をした方のこだわりは満点だと思います。
大工さんのおかげで多少なりとも長持ちはしたことは間違いないかと思います。
ウッドデッキの耐朽性をアップさせる要因として次の4点が大きいと私は思っています。
環境・構造・樹種の選択・メンテナンス
この4つのうちこの現場は何が良くて何がダメだったのでしょうか?
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