ウッドデッキのある風景

2014/11/19(水)10:49

8年経過した焼杉のウッドフェンス その2

ウッドフェンス(40)

 そういえば、良くこの樹種だと何年持ちますか?  という質問をされることがありますが、そう単純な話では無くて、返答に困ることが多いです。  このお宅は杉材に防腐加工をしたものにバーナーで焼いただけで、無塗装・ノーメンテナンスで8年経過しています。  さすがに8年経つと、良く見ると多少痛んでいるところはありますが、腐朽菌にやられていたのは、前回紹介した1本だけでした。  扉のところは、日当たりが良くて、扉枠以外の材はまだまだ健在でした。  前回の最後にお見せした、この写真は西面で写真の奥が北です。  環境的には、一見とてもいいのですが、黄信号がともっている部分を見ると、やはり北側は水の乾きが良くないことが分かります。  と言うわけで、前回の正解ですが、柱の足元を良く見てください。  手前の方は黒っぽいのですが、奥の方は白っぽくなっています。  この写真だと奥から3番目が良く分かるかと思います。  この柱を裏から撮るとこんな感じ。  黒い部分と白い部分が良く分かるかと思います。  一番奥の柱の裏はこんな感じ。  こっちの方が説明にはいい感じになっています。  白っぽいのは、腐朽菌の影響で、これが酷くなると腐ります。  とはいえ、まだ木が堅く、すぐにダメになるというレベルではありません。  写真だと少し分かり辛いですが、緑っぽい部分はコケやカビの生えているところで、ここはまだ腐朽菌にやられていない部分です。  北側なので地中の水が抜けにくく、今年のように雨が多いと、腐る可能性がありますが、ここは水不足で有名な県ですので、黄信号と言っても、まず放置しておいても5年やそこらでやられることは無いと思うのですけど・・・ ----------------------------------------------------- ウッドデッキの施工(香川県・愛媛県・高知県・徳島県・岡山県・兵庫県・大阪府)のご用命はウッドデッキネットへ

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