2018/02/06(火)08:30
このビスは使えます!!!!!!!
梅雨に入って、雨の日が多く、外の仕事は段取りをするのがとても大変。
束の間の晴れ間を狙って工事をするのですが、施工の前日に雨が降るとこんなことになっちゃうのです。
今日の現場は田んぼ。
田んぼは水が抜けないようになっていますので、前の日に雨が降ると水たまりができて・・・
午前中ブロックを埋めたのですが、泥だらけになって大変でした。
さて今日の本題は泥んこ遊びじゃなくて、ビス止め。
木材は、ハードウッドの中でも特別施工がしにくいマサランドゥーバ。
イペやウリンが施工が大変と思っている人が多いかと思いますが、更に大変なのがこの樹。
何が大変って、ドリルで下穴を空けるのがイペやウリンの2倍くらい時間がかかるのです。
使用するビスは、ウッドデッキビス5.0x50。
4.0x10.5の下穴錐をこれくらいの深さに調整してビス止め開始です。
いつか動画で紹介しようと思いますが、これだけの深さのドリルでハードウッドに下穴を空けるのは大変。
一発で穴あけをしようと思うと、材が圧縮されて爆発したり、木屑が燃えて火が出たりします。
そんな使い方をすると、ドリルが疲弊するのも早いので、止めた方が良いです。
ちょっとしたコツがあるのですが、軽くドリルの半分くらい掘ると一回抜いてもう一度ドリルを押し込みます。
その時に無理な力が掛かったと感じたら抜くのが最大のコツで、イペやウリンだと2回から3回これを繰り返すと下穴空けがスムーズにできます。
マサランドゥーバは、ドリルに木屑がからみつきますので、抜くたびに木屑を取らないとダメで、この一手間が結構時間を食うのです。
いつものビスだと、ココから更に一手間をかけて、下穴錐でビスより少し深めに下穴を空けるのですが、ウッドデッキビスだとその一工程を省けます。
このように先割れになっていますので、ビスがどんどん切りこんで行くのです。
しかも少々座ぼりが甘めでも、ビスの頭も切りこむようになっていますので、それもノープロブレム。
普通はココで無理をすると頭がプッチンと切れちゃうのですが、マサランドゥーバのように思いっきり堅い材でも頭を押し込むことができます。
全部で200本前後ビスを打ってネジ切れたのはたったの1本。
途中からかなり下穴を手抜きしましてこれですから良いビスを使うことで施工性がより良くなることが実証されました。
今年の3月より紹介しているビスですが、もっと早く知りたかった。
と言うのを泥んこまみれの現場で痛感しました。
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