材木屋さんゲーム
ゲームデザインを通してネットでお知り合いになったさとーさんより「材木屋さんゲーム」の試作をご相談を受けました。ながれからルールなどもコラボ作品となりましたので、さとーさんの原案とアレンジ後をご紹介します。【いただいた企画内容とアレンジ内容】アレンジ内容は色を変えます。材木屋さんゲーム 2~4人(もっと大人数でもいけそう) 15分 6歳以上 (時間はもちょっとかかり、年齢は5歳から遊べます)1.コンポーネント (1)ゲームボード:1個(8cm×2cm×60cmの板) 角材にし、長さも伸ばしました (2)トラックコマ:1個(木のおもちゃのクルマ) (3)材木:40本 1点:12本 2点:10本 3点:8本 5点:6本 10点:4本 (シロアリ入り材木を各点1本追加しましたが、要本数調整かもです。シロアリ入りと同じ種類の材木を持っていた場合シロアリ入りと一緒に廃棄処分します。最後までシロアリ入りのみなら得点に加えます) (4)巾着袋 2.プレイ準備 (1)全ての材木を巾着袋に入れる (2)ボードの上部横に材木をランダムに1本ずつ8本置く(初期は4本くらいが良さそうです。1つのエリアに2本まで置けるようにしました。3本もありかもです) (3)ボードの下部にトラックコマを置く (4)じゃんけん等でスタートプレイヤーを決める 3.ゲーム順序 (1)手番プレイヤーはトラックコマを指ではじいて動かす。 (より力加減がしやすいようにころがすことにしました。そしてころがす前に巾着から材木を1本とり、セットするようにしました。自分が10点を引いても人数しだいでは手に入れるチャンスがなくなるため) (2)トラックコマが止まった場所の下に材木があれば、その材木を手に入れる。※1 材木まで到達しない場合、トラックコマがボードから落ちた場合、何も手に入れない。 ※1:ボードを真上から見て、トラックコマの頭の部分を「止まった場所」と見なす。 (到達しない場合は0点、落ちた場合は所有材木を1本返却としました。判定場所も最後にぎりぎり落ちなかった時に「やったー!」と思えるように後輪の位置としました。) (3)材木を手に入れた場合、残っている材木を全て隙間なく並べ直し、新たな材木を巾着袋からランダムに1本抜き出し、ボードの上部に新たに置く。 (ころがす前のセッティングや複数本を同じエリアにおけることから隙間があったほうが戦略的におもしろいと思います) (4)手番を左隣にうつす。 (5)巾着袋から1本抜き出す際に、材木がなくなっていたらゲーム終了。 (すべての材木が無くなったらそのプレーヤーから1周回って終了。その後、逆転をかけてチャレンジゲームを入れてみてはどうか?チャレンジゲームは道路の1番奥のエリアに車を止めることができれば保有点数を2倍にでき、失敗した場合材木を5本捨てる。最後まで逆転のチャンスはほしいので。 )4.得点方法 (1)材木に書かれている得点を合計する (2)1種類の材木を4本以上集めたら1種類につき10点のボーナス (3)上記(1)(2)の合計得点が最も高いプレイヤーが勝ち 合計得点が同じ場合は、より多くの材木を獲得したプレイヤーの勝ち ※6歳未満の子ども向けに木の本数だけで得点計算をしてもOKです。 材木を使って、高く積み上げて遊んだり、制限時間帯にどちらが高く積み上げられるかなどの別ゲームとしても遊べます。 4cm基尺ですので、他の積み木と組み合わせて遊ぶこともできます。というゲームなのですが、本日我が家のこども達(5歳4ヶ月)に遊ばせて見ました!材木には半田ごてによる焼印をさとーさんは希望されましたが、時間の関係でスタンプにしました^^;1点が杉、2点が桧、3点が松系? 5点がケヤキ 10点マホガニー?としました。シロアリ入りは小さな穴をあけてますので盲牌が可能です^^戦略的にシロアリを出したいときもあると思いますので!ボードではなく、一本の道のイメージです。車が簡単には落ちないように溝を彫ってますが、乱暴すぎると落ちます!道の最後は車が引っかかって楽に高得点できないように丸くけずってます。ちなみに収納は和室のなげしにジャストフィットですし、立てて隙間収納もいけます^^止まった時の後輪が獲得エリアになります!材木を差し込む穴の下にもベニヤ板をはってますので次のプレーヤーに手渡ししたり、人が動かずにゲームを回す事ができます!車をのせて落ちないようにシーソー遊びもできますよ^^10mm×20mm×40mmの寸法ですのでいわゆる「フレーベルの積み木」と同じ形状の小型版です。ですので積み木としても遊べます。※試作品は端材を適当に使ってますので作業工程がバラバラで精度がでていません(TT)くやしい。実はこのゲーム、ビー玉をころがして移動力を決定するシステムにさとーさんのテーマが上手い具合にコラボできたものなのですが、ビー玉の時は転がる溝にカタカタ音がなるラインを入れ、それこそ指ではじくというものでした。今回のコラボにより楽しいゲームができたのでよかったです!ちなみに今日新たに考えたルールなどは時間の都合により、さとーさんには事後連絡となりますが、気になる点やさらなる改良点があればよろしくお願いします。今日は遊んでいる様子をビデオに収めましたので、近いうちにyoutubeにでも掲載してみますね。動きが一番のゲームですので^^先日じゃんけんしょうぎの遊び方を説明し、こどもたちが遊んでいるビデオを撮影したさいに、あまりに騒ぎすぎて使えず注意を受けたので前半はおとなしくしてましたが…^^;