カテゴリ:澎湖 PENG+HU ポンフー
久ぶりに台湾の離島 澎湖について書こうと思います
澎湖についてはこちら 2017年9月 澎湖内で建築探訪していました さすが台湾やで 毎日 毎日 暑い 暑い 宿の自転車を借りてあっちに行ったりこっちに行ったり 1週間くらいかけていろんな所に行ってみました その中ですごく記憶に残っている場所が 金亀頭砲台です jin1 gui1 tou2 pao4 tai2 合ってるかな 金亀頭という名の砲台跡地です ![]() 馬公西南の海に面した岬にあります ![]() 清朝時代に清で一番初めに建設された砲台とのこと 1886年 清 光緒12年 日本 明治19年 に 4つのアームストロング砲を設置 アームストロング砲 ![]() 10インチアームストロング砲演習砲台 手前の円の跡がそうです 奥の緑色の建物は兵舎 ![]() 鄭成功・清朝時代に建築された清代兵舎 奥のやつは展望台 ![]() 他にも指揮所もあったんですが、全部同じような建物で どれがどれなのか今となっては覚えていません 日本統治時代1910年 明治43年には 28サンチ榴弾砲 2つの砲座 火薬庫も増設 ![]() 日本統治時代に建築された軍事構造物 棲息掩蔽部 ![]() 3つの半球型の建築物が並んでいて鄭成功・清朝時代には見られない様式です その後、民国40年代には通信連帯が進駐 軍事通信施設に変更され 防空作戦の戦術上、防空に備えアメリカ製M1式40㎜高射砲の砲座と堡塁が増設 ![]() M1式40㎜高射砲 民国40年は日本でいうと昭和26年 日本統治が終わったからといって 台湾にとっての戦争は終わった訳ではないんですよね 以前、澎湖の中国語の先生に聞いたことがありました 日本の統治が終わり、台湾はどこかと戦争するわけでもないのに なんで、台湾には今でも兵役制度があるのか 当時、私が澎湖に行ったときはまだ北朝鮮と韓国は冷戦状態で いつまた、戦争が勃発するか分からないというのがありましたが 台湾はどこの国との戦争に備えているのか? と聞いたら 『中国』 即答でした 中国はいつ、台湾を攻めてくるか分からない だから、戦車と軍砲は中国に向かって設置してある と言われました 常に、中国の動向は目を向けているんだと それを言われてハッとしました 知識不足や平和ボケした自分に恥ずかしくなりました 台湾という国は 台湾という一つの国でありながら とても長い間 たくさんの国に統治や占有されてきています ・オランダ統治(東インド会社が澎湖を占領) ・鄭成功政権時代 ・清国統治時代 ・日本統治時代 ・中華民国統治時代←今ここ 国際機関などではチャイニーズタイペイと呼称されていますが 台湾人たちは口を揃えて 「私たちは台湾人であって中国人ではない」と言います ていうか、怒り気味に伝えてくる人もいるくらいだし、、、 と話が大きく逸れてしまいましたが 金亀頭砲台は2000年に県の史跡に指定され2001年には国の史跡になりました ここで、一つの出会いがありました その出会いがまた、オモシロくて あぁ、旅での出会いって良いなと心底思ったのでした それについては、また今度!! ![]() 台湾ランキング ![]() 一人暮らしランキング ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.28 13:58:40
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