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2021.06.27
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久ぶりに台湾の離島 澎湖について書こうと思います

澎湖についてはこちら


2017年9月 澎湖内で建築探訪していました

さすが台湾やで 毎日 毎日  暑い 暑い 

宿の自転車を借りてあっちに行ったりこっちに行ったり


1週間くらいかけていろんな所に行ってみました


その中ですごく記憶に残っている場所が

金亀頭砲台です  jin1 gui1 tou2 pao4 tai2 合ってるかな


金亀頭という名の砲台跡地です






馬公西南の海に面した岬にあります





清朝時代に清で一番初めに建設された砲台とのこと



1886年 清 光緒12年  日本 明治19年 に 4つのアームストロング砲を設置



アームストロング砲






10インチアームストロング砲演習砲台  

手前の円の跡がそうです 奥の緑色の建物は兵舎






鄭成功・清朝時代に建築された清代兵舎 奥のやつは展望台




他にも指揮所もあったんですが、全部同じような建物で

どれがどれなのか今となっては覚えていません



日本統治時代1910年 明治43年には

28サンチ榴弾砲 2つの砲座 火薬庫も増設





日本統治時代に建築された軍事構造物 棲息掩蔽部



3つの半球型の建築物が並んでいて鄭成功・清朝時代には見られない様式です



その後、民国40年代には通信連帯が進駐 軍事通信施設に変更され

防空作戦の戦術上、防空に備えアメリカ製M1式40㎜高射砲の砲座と堡塁が増設



M1式40㎜高射砲




民国40年は日本でいうと昭和26年 

日本統治が終わったからといって

台湾にとっての戦争は終わった訳ではないんですよね



以前、澎湖の中国語の先生に聞いたことがありました


日本の統治が終わり、台湾はどこかと戦争するわけでもないのに

なんで、台湾には今でも兵役制度があるのか


当時、私が澎湖に行ったときはまだ北朝鮮と韓国は冷戦状態で

いつまた、戦争が勃発するか分からないというのがありましたが


台湾はどこの国との戦争に備えているのか?


と聞いたら  ​​『中国』​​ 即答でした


中国はいつ、台湾を攻めてくるか分からない

だから、戦車と軍砲は中国に向かって設置してある



と言われました

常に、中国の動向は目を向けているんだと




それを言われてハッとしました

知識不足や平和ボケした自分に恥ずかしくなりました


台湾という国は 台湾という一つの国でありながら

とても長い間 たくさんの国に統治や占有されてきています


・オランダ統治(東インド会社が澎湖を占領)

・鄭成功政権時代

・清国統治時代

・日本統治時代

・中華民国統治時代←今ここ



国際機関などではチャイニーズタイペイと呼称されていますが

台湾人たちは口を揃えて

「私たちは台湾人であって中国人ではない」と言います

ていうか、怒り気味に伝えてくる人もいるくらいだし、、、


と話が大きく逸れてしまいましたが

金亀頭砲台は2000年に県の史跡に指定され2001年には国の史跡になりました



ここで、一つの出会いがありました

その出会いがまた、オモシロくて

あぁ、旅での出会いって良いなと心底思ったのでした


それについては、また今度!!


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最終更新日  2021.06.28 13:58:40
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