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宮城仙台松島 いえのわ 代表 一級建築士 高橋芳人ブログ

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20、多賀城市断熱改修工事

数年前に他社にて増築した部屋が、壁からの結露がひどいとのご相談を頂きました。

お話をお聞きすると、当社でいつも外断熱に使用しているネオマフォームを、柱間に入れたとのこと。

多分、断熱材の隙間や充填部分の不足が原因ではないかとのお話し合いの結果、壁を全面剥がして補修することになりました。

断熱不足で結露カビが発生



壁を撤去してみると、案の定、隙間や断熱不足が見つかりました。


既存床断熱が入っていない


既存断熱がはいっていない



早速、隙間を発泡ウレタンスプレーで充填し、また断熱材が入っていないところを補充、天井裏の断熱材のジョイント部分は気密テープを張り、床下の隙間もウレタンスプレーにて補充しました。


断熱改修


断熱隙間充填


天井断熱隙間テープ張り


最後に再度石膏ボードを貼り、以前のビニールクロスをやめ、調湿効果のある織物壁紙を採用。


最後はすっぴんクロス張り


一部、収納棚があり補修できない箇所はありましたが、これで何とか結露が止まってくれれば・・・と願っております。

断熱材は大工さんの入れ方ひとつで効果が期待できない、そして結露が起こります。

我々も、常に断熱材の効果を頭に描きながら施工しなければいけないということを改めて教えていただいたリフォームでありました。

断熱材を入れているときには、皆さん注意して確認いたしましょう!

Hさま、大変ありがとうございました。




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