間中居 (kantyukyo)
間中居と書いて(かんちゅうきょ)と読みます。広島の元宇品にある海のそばのギャラリーです。オーナーのお兄様夫婦から「中本さん、絶対に行ってね!」「とにかく行ってね!!」と何度もとプッシュされ9月の中旬に会社を抜け出して行って来ました。さすがデザイナーのDNA、研ぎ澄まされた感性とセンスとバランスの良さを感じました。丁度やっていたイベントがこれです。the area between the curve and straight lines曲線と直線の間オーナーのリクエストでデザインされた鉄の作品は地元広島の辻陽水さんの作品。空間も作品も、その演出も、オーナーさんも、作家さんも、みんな素敵で感動的でした。私のつたないブログではその魅力を十分にお伝えする自信はありませんが写真を数枚紹介させていただきます。玄関から一歩三和土(たたき)に足を踏み入れると一瞬真っ暗にメインの展示スペースは照明を極限まで抑えた繊細な空間画像処理で明るくしています床が気になります?はい、足場板です。8年前にオーナーは既に足場板の魅力に気付き、工務店さんに無理を言って、あちらこちらから1枚1枚時間をかけて集めてこられたそうです。落とし込まれた床の間も足場板が使われています。その他、建具や枠材に至るまであちらこちらにペンキの付いた足場板があしらわれています。アンティークの扉は大陸から海を渡ってきたものイベントのテーマ「曲線と直線の間」をイメージしてオーナー自らが作られた葛とカカオのお菓子はこれまた絶品でした。ぶどうが実って秋を感じさせてくれます。こんなところでのんびりできたらと思わせてくれる空間です。オーナーの世界観を堪能させていただきました。ご招待いただきありがとうございました。今度は夜にうかがいたいですね。