2448408 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

蕎麦アレルギーの木まぐれ日記

蕎麦アレルギーの木まぐれ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

蕎麦アレルギー

蕎麦アレルギー

Category

Calendar

Favorite Blog

◇国産杉 デスクサイ… New! くり坊 1号さん

WOODPROスタッフblog… WOODPRO加島さん
イカタロウのぐーた… イカタロウさん
広島eマガジン~縁あ… yoshi-0411さん
【WOODPRO杉足場板専… 足場スタッフさん
2009.08.18
XML
カテゴリ:T-5 施工モニター
好評のT-5シリーズの施工モニターレポート。
今回は横浜市のS様からの90型の施工奮闘記です。

余った材料はもちろんですが、カットサンプルまでご利用いただいた
実にパワフルで感動的な事例です。

************************************************************

先日ようやく予定していた作業を終わらすことが出来ました。
今回足場板を張ったのは台所です。
賃貸の一軒家で築35年、おそらく断熱材もあまり入っていないと思われ
クッションフロアの手入れよりもいかにここで気持ちよく過ごせるかということを
優先したく、色々賃貸で出来ることを探していた矢先に出会った「come home 16」でした。
見積もりの段階でサイズを幅広(180型)にするか半分(90型)にするか迷いましたが
家が昔ながらの日本の中古住宅なので全体の雰囲気に合うよう90型を購入することにしました。
また、柱の出っ張りや欠けも多く必要面積も果たしてどのくらいなのか悩んだのですが
不動産屋さんに頂いた部屋の間取り図には8.5畳となっており、そのまま伝え、見積もり後購入となりました。
少しあまったらトイレの床もしたいなと考えていました。
(これが後から大変なことに。。。)
但し、画像のとおり、シンクやテーブル、食器棚と家の中でもダントツに家具が多く、
最後まで自分ひとりで作業が出来るのか不安もありましたし、
日々の食事もあるのである程度時間との戦いもあります。

1.jpg

2.jpg


品物は6月に届いていたのですが、作業時間がたっぷり必要なので夏休みを待って作業開始です。子供たちも手伝うことをずっと張り切って待っていたので、夏休み前最後の登校日の夕方から始めました。

まずは床に下地のベニヤを張るのですが動かせるものは動かして、食器棚やエレクターはまた後日動かすことにしました。


とにかくどんどんベニヤを敷きます。

3.jpg


軽くおにぎりを食べて次は板を敷いていきます。いよいよ出番の子供たち。
板も選んで次から次へとせっせと運びます。
端から順に並べて仮置きしていきます。すでに外は真っ暗。
しかしながらビフォーアフターが大好きなので喜々として作業しています。

4.jpg


板を半分にカットしたものとそのままのものを交互に並べていきます。
切れ目の位置も横並びに一直線になるので仕上がりもそこそこになりそうです。
並べ終わったらいよいよ貼り付けです。
両面テープはレポートNo.4の方のものを参考にしました。

5.jpg


板が斜めに張り付かないようにすれば子供でも出来る作業です。
板によっては多少反っていたりしますが何日かすれば空気中の水分を吸って平らになります。

6.jpg

7.jpg

8.jpg


初日は何とかここまで。
冷蔵庫をどかせたりしながらの作業、子供たちも頑張りました。
10時を回っていたので子供達は就寝。
張り終わっている場所にワックスを塗ったりした後、テーブルほか家具を戻したりして
この日は1時を回りました。




次の作業は中4日ほど空けて再開。
残りの部分は微妙に長さが違うのでそれぞれ一つずつ測りながらカットします。


食器棚の下は完全に隠れるので見えるところぎりぎりまで敷いていきます。

難しかったのはL字型のキッチンのところ。
端材でサイズの合うものを探して最終的には三角形パーツを作ってはめます。

9.jpg


小さいところもカットしてパーツを作ります。

10.jpg


ようやく台所完成!!


11.jpg

12.jpg


めちゃめちゃ気持ちいい足触り。
もう、クッションフロアのペタペタ感で悩みません。

ここまで出来たものの、端材がうまく使えたこと、食器棚の下など見えないところは端折ったため、なんと資材が大量に余るという事態が発生!!結局約8.5畳の「約」は本当に約なのです。
結局柱などの間取りの凸凹はこういう正確な数字を必要なときこそ正確に測らなくてはいけないんでしょうね、、。

で、家に大量に残っても仕方ないので廊下に張ることにしました。
この家の廊下がまたゆったりした間取りで、今の設計にはない感じが気に入っているのですが
なんせ濃い色のフローリング材で暗いのが難点。
板を並べたらこれまたびっくりするくらい足りるので台所の作業の1週間後に再開しました。
もう子供たちも飽きたらしく、一人での作業です。
(その分進みはスムースです。)


がこれが結構難航。
というのもまっすぐに見える廊下だったのですが、
意外とゆがみがあったりして片方の壁の線にあわせていっても
最後の一枚の幅が初めと中と終わりでサイズが違い、微調整が必要なところがいくつも出てきます。
台所より手間がかかり、ここの作業は実質3日ほどかかりました。

また小さい角角が沢山合ってのこぎりではカットが難しいところも。
カッターや剪定ばさみを使って細かい作業が必要でした。

13.jpg

14.jpg


自分でも頑張ったなと思うところ。
まず幅を細くカットしてから端から何センチのところでカットすると
しるしをつけてから切っていきます。

15.jpg

16.jpg


微妙にカーブさせた細目の板を2本はめた所。右端、わかりますか、、?
切っては失敗し、またその失敗した木っ端をほかで使いまわすという、結構地道な作業。
かなり苦心の末完成。

17.jpg


細かいところを見なければ結構いい感じに仕上げた玄関。頑張った甲斐がありました。
また、すべての板に仕上げにリボス社のカルデットを使いました。
あと、くるっと台所に続く後ろの廊下は張っていません。
正面からはまったく見えないのと、材料がまったく足りないのでここは断念。

18.jpg

19.jpg

20.jpg


ここまでの段階で残るは数枚の木っ端と何枚かの板。
ここでやっとトイレに着手。


材料がぎりぎりなのですべての足場板を並べます。カットに失敗した板も
隙間を埋めるのに役に立ちました。
サンプル板も2枚の名刺板もすべて使います。
同じくサンプルの180型の板も縦半分にカットして使います。

あまり見えないところに、とにかく、全部使います。

21.jpg

22.jpg

23.jpg

24.jpg


問題は残り半分。

クッションフロアのままでいいわけないし、足場板を使ってるだけに
新品の材料ではまるで意味がありません。
悩んで悩んで、前の家でベランダでトレリス代わりに使っていたすのこを思い出し、
その一枚のすのこを半分にカットした上、便器の部分を切り取り
はめ合わせるという方法を思いつきました。

25.jpg


センターの色の濃い板もベランダで使用していたガーデニング用のすのこの一部を切ったものです。
段差があるのでその部分を隠す役割もあります。


ここまで仕上げるのにほぼ1ヶ月以上、途中、帰省や来客やらで作業は中断しましたが
作業時間だけ考えると1週間程度です。
女性一人でも90mm幅の板でも十分作業は可能です。
また両面テープはかなり使います。
あとゴムハンマー、必需品でした。
作業中少しのずれで板がはまらなくなることがあったのですが
これのおかげで板を割ることなく元通りにすることができましたし、
ぎりぎりにカットした板をはめるときもゴムハンマーが活躍しました。
杉板は弾力があるので失敗に気がついてはがすときもゆっくりはずせば
板を割らずにはがすことが出来ました。これはこちらで買った両面テープの性能でもあったかもしれません。

とにかく仕上がった後の感動は言い尽くせないほどです。
また賃貸でここまで出来るのもうれしかったです。

遅くなりましたがここに作業全工程の報告と
色々アドバイスくださったWOODPRO杉足場板専門店の皆さんにお礼申し上げます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.08.20 19:16:57
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.