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カテゴリ:アジのある杉足場板NEWS
WOODPROの基幹事業は26年続いている杉足場板の販売及びリース業です。そこで使えなくなった板を再利用して店舗や住宅用資材として、或いは家具やインテリア商品として再生しているのは、後半の13年のことです。
私がWOODPROに関わって15年、実はその間に一度も杉足場板の値上げをしたことがありません。木材は本来相場ものですが、そんな中でも不思議な程に価格が安定していました。その足場板がこの1か月で急騰してしまいました。東日本大震災の際にも変動しなかった物価の優等生が、遂に動いたのです。過去を振り返ると、阪神大震災の時以来の変動のようです。ただし、変動の理由はその時の事情とは少々違っており、なんとも釈然としない状況です。 新品の足場板の納品が間に合わない、現場の工事に支障がでる、ならばリースでもいいから何とか調達したい。そんな訳で関西・中四国を中心に既存のお客様はもちろんのこと、普段お付き合いのない業者さんからも「杉足場板何とかならんか?」と引き合いが来る始末。 杉足場板専門の当社としては、既存のお客様を最優先に、全力でフォローしておりますが、調達と価格アップの挟間で舵取りが難しい状況に苦慮しております。 そんな足場事情も年末を迎え、少し落ち着いてくれるのではと期待しています。新年は落ち着きを取り戻してくれることを願うばかりです。最新の困った杉足場板事情でした。 新品の足場板、ここに来てやっと生産が追いついたものの、原材料となる原木価格が高値停滞で、従来価格でのご提供が難しくなっています。 当社の杉足場板リース品、現場から返却があればこうやって一枚一枚検収(検品)して、良品と判定した板は、次の現場へと出荷されていきます。 現場から返却されたばかりの杉足場板、良品は次なる現場へ、不良品はリユースされ、程度のいい板は家具やインテリア商品に生まれ変わります。程度の悪い板も極力捨てずに再利用、またはボイラーやパルプの燃料としてリサイクルされます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.23 10:17:04
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