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カテゴリ:木まぐれ社長ブログ
2017年7月27日、株式会社WOODPROは30周年を迎えることができました。20年前の会社存亡の危機の時代を思うと本当に支えてくださった皆さんへの感謝に堪えません。
会社の節目ということもあり、過去の振り返り、今に感謝し、未来を思うということをテーマに過去の棚卸しをしてみましたので、こちらのブログにも記録として残しておきます。 創業は私の父で当時は住建リースという社名で合板足場板のリースと販売を生業としておりました。その後、焼杉板の製造と販売に進出し宮崎県日向市に進出したものの、厳しい市況と競合の中、先が見えない状況になっていたところに私が入社、今から丁度20年前の夏の終わりです。 会社の最大の危機は私が入社して数週間で訪れました。 主力の宮崎工場が台風によって被災したのです。7000坪の工場敷地は1.8メートル冠水、屋外に置いてあった原材料は氾濫した川から太平洋に、商品も倉庫の中で水浸し、幸い人災はなかったのですが、見ての通りの惨状で復旧活動にも随分と時間がかかりました。 ![]() その時の工場の様子です。 ![]() 被災してからの約1ヵ月、再起を賭けて復旧作業に挑みましたが、最終的に工場閉鎖、人員整理という道を選ばざるを得ませんでした。最終的に被害総額2.5億、あっという間に債務超過に陥り信用不安が急浮上する有様となりました。 まぁ、いろいろありましたが、結果的には目の前にあるもの(残ったもの)を活用するしか手がなく、残った杉足場板のリースと販売業を基軸に、過去の実績とか業界とかに捕らわれることなく、自由で大胆な発想で切り込んでいけたのが幸いしたように思います。 よく人間万事塞翁が馬と言いますが、会社もなにがあるかわからないものですね。 それから今日に至るまで社是である「チャレンジ!」をテーマにいろいろなことに挑んできましたが、気が付くと私も今年で59歳、48歳の時に60歳で引退希望宣言したので、残りあと1年しかありません(>_<) 次世代へのバトンタッチも視野に入れながら、確実にそして着実に一歩づつ前に進んでいきたいと思っています。 ![]() 今我々が目指すものとして30周年の節目に社員の皆さんに発表させてもらったものです。 そう、日本の杉に拘って生きていきます。10年後にはWOODPROじゃなくってSUGIPROになっているかもです(笑) ウチの常務も30周年のブログで振り返りを書いてくれています。 よかったらどうぞ https://plaza.rakuten.co.jp/sagojyo5/diary/201707310000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.03 17:20:37
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