Under the free sky

　行ってきました、サイン会！

　2時間前から並んで、3番目になりました。

　つーか皆さん早っ。

　多分あれはタイミングと場所で3番目になったというだけで、実際来たのは5、6番目でしたよ。

　今日は髪の毛を下ろした格好でいたので、ぱっと見知り合いにもばれないかなぁと思いつつ、誰かに会うのは何となく怖かったので、ずっと本を読んで待ってました。

　2時半頃になって、やっと動きました。

　非常階段で1階から9階まで一気に上らされました。

　……ちょっときつかった；；

　今回は初めてPNでサインをもらいました。

　葉月蒼唯って、普段あまり書かれない漢字だそうで、手間取らせてしまいました。ゴメンナサイ。

　お茶をお土産に持っていきました。

　これからの冬、お茶でゆったりまったりして下さい。

　会えて嬉しかったですｗ



　待ち時間に読んでいた本の話です。

　「冷静と情熱の間 Rosso」、江國香織さんの方ですね。

　さらりとした日常を、どこか白々しいまでにあっさりとした「濃密さ」を失っているような日常を読んでいると、ヘッドホンの音にも文章そのものにも、疲れてしまったような気がします。

　例えて言うなら、ひとつひとつの情景を写した写真がどんどんボックスの中で溜まっていって、しまいにはいっぱいになって溢れてきてしまったような感じ。

　順正って人との4年間、まだ触り程度しか読んでいないのに、どれほど濃厚で満たされていたかを感じられるのは、やはり江國香織さんの日常の描き方が現実味を帯び、そしてその現実に欠けている「何か」を抽象的に、だんだんと具体的に述べているからでしょうね。

　軽く語ってしまった。

　結局今日はそんなに読めなかったですが、期末後の読書感想の提出にも丁度いいので読みます。

　「冷静と情熱の間　Blu」も読みます。ハイ。



　今日の睡眠時間、3時間弱。

　朝まで起きて書き書き。やっと半分いったかなぁというところ。

　次からはイメージ的に下り坂です。ダーッと書きます。あと1週間で一通り書き終えたいと思います。

　ノートも使い切りました。まぁ元々13枚くらいしかなかったんですけどね（切り取れるノートだったので）。

　新しいノートにと、ダンボールから引っ張り出してきたのは赤いものです。色は好きじゃないですが、それも切り取り式ノートで枚数がかなり少ないからという理由で使います。

　多分なくなる前に書き終わると思います。

　来週からは本格的にお勉強です。



　帰り、冷たい空気の中に、懐かしさを感じました。

　詰まってきた鼻でも、電車を降りると温度差のある空気に一瞬スッと通るんです。

　小4くらいの頃、母と弟と一緒に、昼下がりの川原で焼き芋やったんです。

　昔食べたのと比べて、硬いし色も白っぽくてあんまりおいしいと思えませんでした。

　その時と同じ匂いの空気が漂っていました。

　毎年この時期になると思い出します。

　私の記憶というものは、だいたい匂いから連想されるものみたいです。

　なぜだろう。

　確か小6まではチクノーという鼻の病気で、1年中鼻が詰まっていたはずなのに……。

　不思議ですね。

　今では匂いだけで雪が降ることまでわかってしまいます。（笑）