波乱万丈第四話・・さてこの離婚劇があった頃、私はこのやくざの親父さんの家へ住んでいた・・Mは相変わらず他の女の所での寝泊り・・(本妻になったSと、この頃妊娠6ヶ月を越えていたTの間を行ったりきたりしていたのだと思う)そんな中親父さん御一家が引越しをする事に・・M市から一時間以上離れた町へ・・ そこに私も一緒に・・という訳にも行かず・・私もどこかへ引っ越さねば・・ しかし、引越しをする余裕のあるお金などなく(部屋を借りるという・・) そこでMのとった行動は、「SちゃんかTちゃんと一緒に住め・・」 みんなMを巡ってのライバルだと思うのだが・・ 妻の座を奪ったSとは住みたくないし・・かといってTはお腹が大きいし・・ 何しろ二者選択・・私はTと住む事を選んだ・・ んでもって、Tもそれを拒まず・・結局女二人に男一人の生活が始まった・・?? 年も変り昭和60年・・ 臨月を迎えつつあるTは仕事を休み・・(しかしTは妊娠9ヶ月までキャバレーで働いていたこれは凄い・・) 2月のある日3人で朝までトランプをしているとおもむろにTが、「陣痛の間隔が狭くなってきたから病院へ行く・・」と・・ さすが3人目の出産(前の二人は離婚をした旦那さんが引き取っていた・・)ともなると、余裕の体勢で・・ 病院へは私が送っていき、分娩台に上がってから焼く30分ほどで・・ 生まれた・・キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! 部屋の外で待っていた私はその赤ちゃんの産湯に浸かる所を・・ガラス越しにじ~っと見ていたのでした( ´∀`) 女の赤ちゃんで、体重3260グラム・・産湯に浸かりながらパチッと片目をあけて・・可愛い *・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*ポワワワァァン 何しろ子供が大好きな私・・どんな関係の子供だろうと、メロメロになってしまうのだ^_^; そうそう、このこがAちゃん・・ この間の日記にも登場した可愛い娘なのでした・・ |