[オーディオ]の記事一覧 | のんきなウーパーらいふ.。o○

プアオーディオの愉しみ【3】バックロードホーン

ここのところ、オバマさんが大統領になったり、筑紫さんが亡くなったり、マイケル・クライトンさんが亡くなったり、いろんなことがありましたけどウーパーさんはあいかわらずのんきに暮らしています。99SHOPで買ってきたこのスピーカー。↓99円なんだけど、なかなかイイ音なんです。もちろんHiFiじゃないですけど、高音も低音も出てませんけどバランスはそれなりにとれてます。効いてるのか効いてないのかわかんないですけど、ちゃんとバスレフポートもついてたりしてなかなか凝ったつくりです。デザインもレトロな感じで良し。「チャーリーズ・エンジェルズ」でチャーリーがエンジェルたちに命令を下す時のスピーカーみたい。このままでも充分いいんですけど、もっと上を目指して、このスピーカーからスピーカーユニットだけを取り外してバックロードホーン型のエンクロージャーに収めてみました。こんな感じ。↓なんか、ぼろっちいですね。それもそのはず、ダンボールでつくったエンクロージャーですから。加工前の姿。↓でも中身はちゃんとバックロードなんですよ。↓やっぱりぼろいか・・・・。でもちゃんとターミナルだってつけたんですよ。↓で、音のほうはと言うと。。。。いつものAIWAのライターサイズラジオをつないで聞いてみます。ラジオは3.5mmステレオイヤホン端子なので、3.5mmステレオプラグ→3.5mmモノラルジャック変換コードをかましてモノラルに変換（右と左の信号を混ぜる）した後、接続しました。さてさて、どのような結果になりますことやら。。。。買ってきたばっかりの状態（改造前）の方がイイです。。。。(´・ω・`)ｼｮﾎﾞｰﾝ具体的には１．改造前より音が小さい。２．低音が出てない。(´・ω・`)ｼｮﾎﾞｰﾝやっぱりダンボールだから悪いんでしょうか。写真には写ってませんけど、あっちこっちメバリをしたりホットボンドや木工用ボンドを塗りたくったりして、空気漏れ対策はしたつもりだったんですが、やっぱり甘かったかなぁ。(その点、紙パックとかペットボトルは有利ですよね）ん？いやいや、でもちょっと待てよ。よ～く聞いてみると。。。。オリジナル状態よりは自然な音質です。高音が出てきて篭り感は払拭されました。オリジナル状態だと中域が膨らみ、ギターアンプ的な箱鳴り感があるんですが（それはそれで元気があってパワーがあって良い感じですけど）それよりHiFiに近づいています。とは言え、もともと100円スピーカーですからホントのHiFiじゃないんですけど・・・。エンクロージャー下部の開口部に耳を寄せてみると、確かに低音がでてます。とりあえずバックロードが効いてることは効いてるのかな？と言う気はします。もっとパワーのあるスピーカーユニットに換装すれば、あるいはバックロードがしっかり効いて、ちょっと離れたところで聞いても低音が届くようになるのかもしれません。バックロードホーンタイプはエイジングに時間がかかるという話も聞くので、もうちょっとこのまま様子を見てみようかと思います。

プアオーディオの愉しみ（２）

アメリカもヨーロッパも国家が市場に介入する形で金融不安・景気減退をなんとか回避しようとしてるみたいですけど、なかなか株価低迷・信用不安は止まらないみたいです。株価は低いところで乱高下って感じだし。でも相場師みたいな人にとってはこういう時こそビジネスチャンス！って感じなのかもなぁ。世界経済の行方は置いといて、先週練り歯磨きの箱にセットしてみたスピーカーを今度は焼酎が入っていた紙パック（1.8L）にセットしてみました。↓反対側からみたところ↓結果はさらに音質がスピーカーっぽくなりました。音量もちょっと上がった感じです。具体的に言うと低音がちょっとだけ出るようになりました。そのせいで音量が上がった感じがするのかもしれません。抽象的な表現をすると奥行きと厚みが出た感じです。（とは言えバスドラやベースラインが聴きとれるわけではないです）紙パックなので気密性が高いし、エンクロージャーの容積もでかくなったのが良かったんでしょうか。よくわかりませんが、一緒に写っているAIWAのライターサイズラジオにつないで音を出してみると、これが結構実用的な音量で鳴ってくれます。音質・音量は子供の頃持っていたポケットラジオに似ているような気がします。写真ではふたが閉まっている状態で写っていますが、これを開けてみて耳を近づけるとかすかにバスドラやベースラインが聴こえます。(注ぎ口がバスレフポートになってる？）こんなちっちゃいスピーカー(直径3cmくらい）でも低音成分が全然ないわけじゃないってことですね。となるとこの方みたくこのスピーカーユニットでバックロードホーンを作ってみたくなります。↓マニアなフリをしてみるよ（マニふり）お金を使わなくても楽しめることは結構あるものですねぇ

プア・オーディオの楽しみ

世の中、全世界的に株安で信用不安からお金が全然循環しないことになってるらしいです。私もお金がまわってないんですけど、それならお金を使わない楽しみを見つけて息抜きしたら良いですよね。最近Webめぐりをしてよく眺めているのは、スピーカー自作に関するページです。ちょっと前にイヤホンやヘッドホンに異様に興味がわいてしまい調べたり実際に買って試したりしたことがあったんですが、最近はどういうわけかスピーカーが気になってます。ヘッドホンを作るのは難しいですけど、スピーカーはスピーカーユニットそのものはともかくエンクロージャー（スピーカーユニットが入っている箱）を作るのは出来ますからね。で、エンクロージャーで音が相当変わるらしいところがそそられます。私も中学１年生の頃（'76）家にあった真空管式のこわれたラジオからスピーカーユニットを取り出し、これまた家にあった端材でエンクロージャーをつくって収め、ラジカセにつないで悦に入ったりしたものです。（アンプを通さずイヤホンジャックに直接つないでちゃんと良い音が出てたのが今考えると不思議です。たまたまスピーカーの効率とかインピーダンスがいい塩梅だったんでしょうか）マニアの人は「バックロードホーン」っていうタイプのエンクロージャーを作るのが定番みたいですね。なんでも作るのに手間がかかりすぎるので商業ベースに乗せるのは難しいんだけど音は良いそうな。となれば作りたくなるのがマニアの性というものでしょう。↓http://www.e-bhsp.com/backroad.htmlまぁ、でもこれは大変すぎるので（お金的にも手間的にも場所的にも）ちょっとマニア度が低い人の間では、塩ビ管タイムドメインもどきが流行ってるみたいです。↓http://www5a.biglobe.ne.jp/~tyuuou/enbisp.htmさらにお手軽な楽しみとしては、ペットボトルやダンボールでエンクロージャーをつくるっていう手もあるらしい。見た目はちょっとナニですけど、これがなかなかあなどれない音がするとか。↓http://kousoku-web.hp.infoseek.co.jp/junktop.html（ペットボトル）http://homepage1.nifty.com/takumitsu/taiki/speaker/speaker.html（ダンボール）さらにお金をかけないで楽しむ方法として、100円ショップで売ってるスピーカーを利用してる人もいます。↓http://blog.livedoor.jp/pwgaultier/archives/cat_10034375.html というわけで、私もやってみました。ものすごい手抜きです。材料費100円・工作時間10分くらいかな。↓ SHOP99のこれを利用しました。↓ もともと100円ですからね。いい音ではないです。でも練り歯磨きの箱に入れただけで、だいぶスピーカーらしい音になりました。（改造前の状態だとイヤホンを無理やり鳴らしてる感じ）音量もかなりアップするのも不思議です。これは面白いもうちょっと手間かけたりお金をかけたりしていろいろやってみたくなりました。基本的に工作ってのは面白いんですよね。しかもスピーカーエンクロージャーの製作は音の変化が楽しめますからね。たまりません