カテゴリ:8割ノンフィクション会計事務所の仕事日記
僕が担当しているお客様は、ほとんどが医療機関ですが、一応、一
般企業も担当しています。今日は、僕が担当する数少ない一般企業 の、清算事業年度予納申告をしました。 清算事業年度予納申告といっても、ピンッ!と来る人は少ないと思 います。実は僕もピンッ!と来てません・・・初めてすることなの で、何をして良いのやらという感じです。 清算事業年度予納申告をすることになった経緯なのですが・・・ 最近、不況ですよね。一般企業は8割がた赤字です。僕の担当する 会社も赤字でした。もちろん、資金繰りは非常に悪く、借入金の返 済を1年間以上銀行に待ってもらっている状態でした。 破産するかどうかも検討したのですが、社長の財産を整理していた ら・・・あるじゃないでか!!現金化できるものが!! それは、小規模企業共済です。小規模企業共済とは、自営業者のた めの、退職金積み立て制度と思っていただいたら結構です。 それで、思いついたのが、個人なりです。法人を解散させて、小規 模企業共済を解約する場合、退職金をもらえる金額が一番多くなる のです。 というわけで、会社を解散させることとなりました。そこまでは、 良かったのですが、借入金を全額返済することはできませんでした。 会社を解散させた後、本当なら清算の手続きに入るのですが、借入 金の返済ができていないため、清算の前段階の清算事業年度予納申 告をすることとなってしまったのです。 本当なら、小規模企業共済の退職金で全額借入金を返済できたんで すけどねー。まさか、自宅の屋根が壊れるとは予想しませんでした。 退職金の一部は屋根の修理代に化けてしまいました (T-T) ―本日の学び―――――――――――――――――――――――― 小規模企業共済の退職金は、法人の解散で多くもらえる!! ―――――――――――――――――――――――――――――― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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