創業者メンバーの一人が、韓国の病院への出張から帰ってきました。
普段は国内の医療機関をターゲットにして、ビジネスを展開をしよ
うとしているので、海外の医療情勢については詳しく知りません。
そういう意味では、目先の仕事ばかりして、視野が狭くなっている
のかもしれませんね。たまには、目先の仕事を離れ、視点を変えて
みる必要があります。
韓国では、日本と比べて規模の大きい病院が多いようです。ベッド
の数が2,000床を超える病院が何件かあるとのことです。
しかも、韓国の人口約5,000万人のうち、2割以上の人がソウルに一
極集中しているので、病院間の競争も激しいらしく廃業率も高いら
しいです。
そのためか、韓国の病院では、一般企業の経営と近い考え方をして
いるようです。中小病院も生き残りをかけているので、専門とする
診療科目に力を注いでいるそうです。結果的に、得意分野に
経営資
源を集める「
選択と集中」がしっかりと行われるというわけですね。
医療経営では、日本より韓国の方が進んでいるようです。
以前より、医療機関の競争が激しかったからなのでしょうね。競争
こそが工夫の源。改善へのきっかけになるのでしょう。
言われてみれば、日本で世界に通用する企業というのは、規制があ
まりなく競争の激しかった業種ばかりですよね。規制で守ろうとす
ればするほど、競争力が弱まる。皮肉なものですね。
―本日の学び――――――――――――――――――――――――
競う相手がいるからこそ成長できる。競争相手に感謝しよう!
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