「読んでおいた方がいいよ」とすすめられ、借りていた本を読みま
した。
"
佐藤一斎「重職心得箇条」を読む"という本です。
人の上に立つ者の行動指針が書かれており、小泉首相が田中眞紀子
外相にすすめた話題の書らしいです。
このような、心得書って、いろいろありますよね~
どのような心得書でも、「なるほど!」と思うものが多いのですが、
いざ行動しようとすると、なかなか、書かれている心得どおりにで
きていないことに気付きます。
重職心得箇条で、特に目新しいことは書かれていませんでしたが、
木を見て、森を見ずという状態に陥っていないかどうか考えされら
れました。
普段、忙しく、バタバタとしていると、目の前のことにとらわれが
ちになってしまいます。
重職心得箇条の中で、「重職たるもの、勤向繁多と云う向上は恥べ
き事なり」と書かれていました。
意味は、重役たる者、仕事が多い、忙しいという言葉を口に出すこ
とは恥ずべきことであるということです。
忙しすぎるということは、自分がしなくてもよいことをしている可
能性があります。
大事なことを見落とさないためにも、自分のしなければいけないこ
とを見極め、ひとりですべてをかかえこまないことが大切なのでし
ょうね。
―本日の学び――――――――――――――――――――――――
大切なことは何なのかを見極め、仕事を人にまかせてみよう!
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重役の人は
ここのブログが役立つでしょう。